5月18日(日)に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(GI)に出走予定のアスコリピチェーノ(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)について、共同会見での黒岩陽一調教師のコメントは以下の通り。
「(今朝の追い切りは)追い切りを重ねてきて、先週と同じような、追走して内から併せていくという形を取りました。先週からどれぐらい上積みできているか、期待して、今日の追い切りをやりました。しっかりと上積みを感じる走りでした。先週は、まだ良化の余地があるなというところで、走りであったり、息遣いであったり、前向きさであったり、総合的に、どこが足りない、悪いというわけではないのですが、まだ一段上がありそうだな、という一週前追い切りだったのですが、全体的にしっかり上積みできていました。
(サウジアラビア帰り。調整過程は)海外帰りという点は課題ではありましたが、いつものレース後と同じように、ノーザンファーム天栄の方で立ち上げを進めていただいて、調整過程が、いつもと変わらずできたことは、不安なく順調であったかなと思います。短距離のレースを使ったことによる変化があるかなと思ったのですが、その点についても、過度な前向きさであることなどが、進んだ感じはなかったので、いたって順調であるとお伝えできますね。
(目標にしてきたヴィクトリアマイルについて)東京のマイルの舞台は、強い馬たちが集まってきますし、相手関係は決して楽ではないのですが、この舞台は、力関係をしっかり示すことになる舞台だと思いますので、ここはしっかり結果としても出したいなと考えています。
(力関係は)それはどの馬に対しても、強いなと、脅威に感じています。アスコリピチェーノはここ数戦、少し違う路線で走ってきたので、現在どのような力関係か、という確認ですかね。ただ、私としては、やはりその中でも一番強いところにあるのではないかと考えているので、しっかりこの舞台で勝ち切りたいと思っています。
(ステレンボッシュとの対戦について)ステレンボッシュも強い馬ですが、他の馬も強い馬ですから、1対1で競馬をするわけではないので、たくさん強い馬がいるなと思う中の1頭であることは間違いないですね。
(描いているレースプランは)前走で、距離が短くても上手に立ち回ることができました。競馬の立ち回りとしてはすごく上手なので、ましてや東京のマイルの舞台ですし、馬も走るのが上手で、(騎乗するのが)ルメールさんですから、お任せするという風に考えています。
久しぶりに、日本での走りをお見せすることになりますが、すごくいい状態で送り出せると思います。ここをしっかり勝ち切って、先の大きなレースにつなげていきたいと思いますので、応援のほどよろしくお願いします」
(取材:山本直)

