お知らせ:

競馬実況web

5月8日(木)、園田競馬場(晴・良)で行われた東京ダービー指定競走の3歳重賞、第2回西日本クラシック(ダート1870m、出走12頭)は、好スタートから逃げた牝馬のキミノハートが、大外から差を詰めてきたスターサンドビーチを2分の1馬身振り切り、重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは2分6秒2。ただ一頭笠松から遠征のスターサンドビーチが道中後方2頭目から追い込んで2着。1馬身4分の3離れた3着がレイヤー、4着がアマノハバキリ、5着がピコブルーで、1番人気のラズライトタッカーは後方のまま9着に敗れた。

勝ったキミノハートは父ルヴァンスレーヴ、母ジャストザマリン(母の父ディープブリランテ)の3歳牝馬。兵庫・吉見真幸調教師の管理馬。吉見調教師は開業3年目で初めての重賞勝利となった。通算成績は11戦4勝。鞍上は兵庫の田野豊三騎手。

レース後のコメント

1着キミノハート(田野豊三騎手)
「勝ててうれしいです。最後、馬自身は止まり気味なところがありましたので、少しあせりました。前走が逃げて楽に勝てましたので、理想は逃げる形だと思って挑みました。コーナーや直線では外に張り気味に走っていて、その点は前走では無かったのでどうかと思ったのですが、勝てて良かったです。最後は、長く脚を使って残ってくれたらと思いながら、あとは馬任せというか、後ろから来ないでと願いながら追っていました。今後も楽しみです」
(吉見真幸調教師)
「オーナー、厩舎スタッフ、関係者、あと田野騎手に感謝です。この馬は厩舎を開業してサマーセールで選ばせてもらった馬で、その馬でタイトルを取れたことがうれしいです。前走の前に淡路島のGMステーブルでリフレッシュと調整をしてもらいました。馬が競馬に対して集中力が切れているところがありましたので、それを立て直すためです。効果があり、前走、今回と結果が出ました。いい時間が過ごせたようです。パドックの落ち着きもありました。
本当ならのじぎく賞も考えましたが、レース間隔やその間の調教、それに伴うメンタルへの影響、あとメンバー的なものも考えてここを使いました。レースは騎手にすべて任せていました。思い切った競馬をして欲しいとだけ伝えました。最後、残ってくれ、という気持ちだけでした。悔いの無い競馬をしてくれたことがうれしかったです。
まだ馬体に幼さもあり、伸びしろもある思います。今後は馬の状態を見てということになりますが、まだのじぎく賞も視野には入っています。とにかく馬に合わせてということになります。夏は休養にあてる予定です」

2着スターサンドビーチ(渡邊竜也騎手)
「あと少しでした。道中が楽だったので出していきたかったのですが、内でフタをされる形になりもったいなかったです。向正面で内があいて捌いていけました。直線で進路が厳しくなった中、最後はよく来てくれました。馬は本当に良くなっていました」

3着レイヤー(小牧太騎手)
「いい走りでした。力をつけています。これまでは前に行きたがるところがありましたが、きょうはそのようなところもありませんでした。乗りやすくなっていました」

4着アマノハバキリ(笹田知宏騎手)
「馬は良く頑張っています。前回が楽な競馬でしたが、今回は重賞でメンバーも違いました」

5着ピコブルー(吉村智洋騎手)
「スタートが少しゆっくりな分、外枠のほうが良かったです。外枠ならもう少し流れ込んで上位に食い込めたと思います。切れというよりスタミナがあるタイプです。砂を被るのが苦手と聞いていましたが、その点は大丈夫でした。レース内容は良く、頑張ってくれました。次に期待したいです」

6着ジーニアスレノン(廣瀬航騎手)
「前との差が詰まっていきませんでした。ペースが落ちた時に詰められると思ったのですが、最後はジリジリという感じでした」

9着ラズライトタッカー(杉浦健太騎手)
「ペースが遅かったです。途中から動きたかったのですが、あそこまで遅いと動くに動けませんでした。あの位置からでは厳しかったです」

10着アタリマエ(石堂響騎手)
「このメンバーの中で良く頑張ってくれたと思います」

(取材:檜川彰人)

お知らせ

お知らせ一覧