4日(日)に京都競馬場で行われる第171回天皇賞(春)に出走を予定しているへデントール(牡4歳、美浦・木村哲也厩舎)について、追い切り後の木村哲也調教師のコメントは以下の通り。
(ここ2戦を振り返って)
「菊花賞では、結構きついローテーションでどうかなと思いましたが、最後はしっかりと脚を使ってくれて、まずはGIでも戦えるというところを示してくれました。着順は残念でしたがしっかり頑張ってくれて、偉かったなと思います。そして前走に関してはGIで目一杯行った後だったので、その辺り半信半疑な部分はありましたが、馬は非常に元気で、結果的にしっかり勝ち切ってくれて、内容も良かったと思います」
(調整過程は)
「一旦ノーザンファームの方で、リフレッシュをしてもらって、1ヶ月ちょっと前に厩舎の方に移動させてもらって、今日まで過ごしています」
(今朝の追い切りは)
「今日は、ジョッキーに申し訳なかったのですが美浦トレセンまで来てもらいまして、実際にへデントールがどんな馬か、感触を体感してもらいたいなというところがありました。その辺りを主たるテーマに置きながら行いました。見ている限り、リズム良く走ってくれましたし、上がってきてジョッキーも良い印象のようでした」
(理想とする馬場は)
「やってみないとわからないなというところはありますが、そこまでへこたれるようなことは、無いんじゃないかなと思っています。基本的には、きれいで均一的な馬場の方が彼は得意とするところかなと思いますので、イレギュラーだと可哀想かなと思っています」
(ゲートに関しては)
「前走も前々走もそうですが、ゲートの枠に入るということに対して少し、係員の方に迷惑をかけて、見ているファンの皆様もやきもきさせるような部分はありました。その部分は、厩舎としては常にそのようなことがないような管理はしています。ただ、色々な性格的な特性も、正直許容してあげなければいけない部分もあります。中に入って暴れるわけではありませんので、枠入りの(際に)ごね(る事)はあるかもしれませんが、出来るだけ小さくなるよう変わらず準備をしてきています」
(この馬のどういうところが長丁場に向いているか)
「持って生まれた素養だとは思っていますが、瞬間的な脚をつかうというより、長く良い脚を使いますし、心肺機能が高いという部分が本当に長けていると感じています。そこが最大限彼の持っている特性です。あとは体を柔らかく使えて柔軟性があると評価しています。美しい常歩をしますので、プロとしてあるまじきところではありますが、歩いていると見惚れてしまうところはあるというか、素晴らしい馬だと思います」
(意気込みを)
「客観的な立ち位置というところで、へデントールに対して注目度が高い当日を迎えるんだろうなということは、私もスタッフも十二分に感じていて、受け入れているところはあります。週末に向けて、発走まで何とか丁寧に、その瞬間瞬間で出来ることをしっかり積み重ねていきます。結果的にファンの皆さまが良いレースだったと喜んでいただけるように、参加する一員として、そのような馬の立ち居振る舞いが出来るような管理を週末まで続けていきたいと思っています。何とかヘデントールの背中を押してあげてGIを楽しんでいただけたらなと思います」
(取材:藤原菜々花)

