4月20日(日)に中山競馬場で行われる第85回皐月賞(GI)に出走を予定しているエリキング(牡3、栗東・中内田充正厩舎)について、追い切り後に行われた中内田充正調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。
「新馬戦はいい内容で走ってくれて、2戦目、3戦目は、若さを見せながらの競馬だったのですが、勝ち切ってくれて、内容のある競馬だったのではないかと思います。勝ち切ってくれるところが一番のいい内容と言えるところです。
骨折が判明した時は、がっかりというか、あちゃーという感じだったのですが、幸い骨折も軽度でしたし、手術も無事終わり、リハビリを経て、順調に立ち上げられましたので、ほっとしています。放牧から栗東に戻ってきた時は緩んだ感じで、重さもありましたが、動きはやはりいいモノを持っているという感じはありました。
2週前の追い切りは、休み明けで緩い体でしたので、どこまで動けるかという感じで行ったのですが、思った以上の動きをしてくれましたので、やはりいいモノを持っているのだというところを再確認したところでした。当日は走りやすい馬場ではあったのですが、それにしても終いの伸びは素晴らしいスピードを持っているという感触でした。骨折箇所の影響はほぼ無いと思ってもらって大丈夫です。それより、休養明けですので、緩みや重さの方が気になっているところです。
先週は、1週前でしたので、ソコソコ負荷をかけて、終いもしっかり動かしてほしい、動けるだけ動かしてほしいという要望を出し、その通りの追い切りが行えたと思っています。先週しっかり負荷をかけられていましたし、動きは十分なのではと思っていましたので、今週は、輸送もありますし、テンションが上がらないように、また休み明けでここまでしっかり負荷をかけてきていましたので、疲れを残さないようにという狙いで、坂路で微調整で終えました。
(ここまで予定していたメニューはすべてこなしたか、という質問に)そうですね。偉いですね。馬自身がよくここまで耐えてくれたというのが正直なところ、本音です。体は徐々に絞れてきていますし、今で504キロか505キロぐらいだと思いますので、競馬の時にはちょうどいいぐらいになるのではないかとおもっています。まだ精神的に幼いところはあるのですが、輸送もうまくクリアしてくれればという思いです。
まずは無事にというところと、疲れを残さないというところを一番メインに置いて調整してきました。偉いもので、追い切ってひとつふたつ良くなってくれましたので、大丈夫かなとはずっと思っていました。休み明けというのはまだ頭にはありますが、現状の力は競馬で発揮してくれるのではないかと思っています。
中山の2000mはトリッキーですし、広いコースの方がいいかなという馬ですが、うまく対応してくれればと思っています。多頭数もどう出るかというところです。枠に左右されやすい競馬にはなるかなと思っています。精神的に幼いところもありますし、体もまだ競馬を使って良くなる感じもありますので、まだまだ伸びしろのある感じです。
(クロワデュノールとの対戦について)向こうはすでに実績を挙げている馬ですので、こちらはチャレンジャーとして、どこまで近寄れるかなとは思っています。休み明けですが、馬はここまで順調に来ています。皆さんの応援を後押しに頑張ってくれると思いますので、応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

