4月13日(日)に阪神競馬場で行われる第85回桜花賞(GI)に出走を予定しているエリカエクスプレス(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)について、追い切り後の杉山晴紀調教師のコメントは以下の通り。
「前走のフェアリーステークスは、エピファネイア産駒の牝馬なので、二走目のテンションを心配していたのですが、パドックも落ち着いていて、スムーズな競馬で、正直、思っていた以上の力を見せてくれたという感じでした。
前走後は放牧に出しました。疲れが結構ありましたので、フェアリーステークスで賞金加算ができて良かったというところなのですが、疲れを取ってもらって、三週前に栗東に戻ってきました。フェアリーステークスの前よりも、今回の方が、トレセンの調教でもリラックスするようになって、精神的な成長はうかがえます。3歳の牝馬というのは繊細なところがあるのですが、今回は落ち着いてくれていますので、調整しやすいです。
一週前の追い切りは、それなりにレース間隔もあいていますので、単走でしたがしっかりやりました。乗り手に聞いたら、道中の折り合いも、それほど引っ掛かりもせず、時計もそれほど出ていると思わなかったとのことでした。時計を見たら結構速かったので、見た目以上にスピードが出ているという感じでした。きょうの追い切りは、先週あれだけやっていますので、競馬の前ということで、輸送が無いぶん、終いだけ馬なりで伸ばすぶんにはいいと指示をしたら11秒台が出ていました。モニターで見ていて12秒台前半ぐらいかと思っていたのですが、それでもあれだけ時計が出ているのは、スピード能力は高いものがあると思いました。普通に走っているのに時計は出ている、という感じです。
1600mは使ってきているので距離は全然問題無いですし、前走の中山のトリッキーなコース形態でもしっかり辛抱していましたので、この条件でどうのこうのということはありません。合っていると思います。
今のところ2戦2勝で負け無しで来ているのですが、エピファネイア産駒の牝馬ということで、気性的な危うさというか、そういうのは感じてはいます。どれだけ平常心で本番に臨めるかどうかが勝敗を決めるポイントになるのではないかと思います。何とかいい精神状態でレースに臨めるように、厩舎一同精一杯頑張っていきますので、皆さん応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

