2月13日(木)、姫路競馬場(曇・稍重)で行われた西日本交流の重賞、第54回白鷺賞(ダート2000m、出走12頭)は、道中インの3番手を進んだ3番人気のオディロンが、直線で1番人気フークピグマリオン、2番人気インベルシオンとの3頭の追い比べを制し、兵庫転入後2連勝で初重賞制覇を果たした。勝ちタイムは2分14秒2。2周目3コーナーで外から2番手に上がった愛知のフークピグマリオンが1馬身差の2着、きょうは逃げた地元兵庫のインベルシオンが2馬身2分の1差の3着、4着はマルカイグアス、5着はツムタイザンの地元勢だった。
勝ったオディロンは父キタサンブラック、母パラフレーズ(母の父Pivotal)の6歳牡馬。兵庫・森澤友貴調教師の管理馬。JRAで4勝を挙げた後に兵庫へ転入、転入初戦のオープン特別を勝ち、兵庫では2連勝とした。通算成績は21戦6勝。鞍上は兵庫・下原理騎手。
レース後のコメント
1着オディロン(下原理騎手)
「馬も完璧に仕上がっていたようで、いいレースができました。乗りやすいですし、全然クセが無さそうでしたので、いい位置を取りに行きたいと思って乗っていました。思った以上にいいところが取れましたので、道中は勝負になるのではないかと思っていました。スパートするタイミングを悩むぐらい、手応えには余裕がありました。先頭に立って少しソラを使いましたが、セーフティーリードでした。長距離に合っている馬だと思いますし、重賞を勝っていく馬だと思います。
白鷺賞はとても思い入れのあるレースなので、勝つたびにうれしいです。(自身の重賞100勝まであと5勝だが)そういう馬に乗せてもらっていますので、難しいとは思いますが、ことし中に5つ頑張りたいと思います」
(森澤友貴調教師)
「仕上がりは確実に良くなっていました。調教も良かったです。下原騎手も出てから良いポジションにつけてくれました。思惑通りです。姫路の2000mがベストと思っていましたし、ペースもいい方に流れていたと思います。4コーナーの手応えを見ていたら、直線どこまで弾けるかと思いました。予想以上に良い強い勝ち方でした。
この馬の距離適性から、佐賀のはがくれ大賞典を視野に考えていきたいと思います。13年ぶりの地元重賞で、うれし恥ずかしというところもありますが、これからは地元でもどんどん勝てるように頑張ります」
2着フークピグマリオン(今井貴大騎手)
「マイナス体重(前走から9キロ減)で、絞れていたことは良かったです。レースでは、道中リラックスしすぎて、ハミを取ってくれなかったところがありました。最後は相手の力にねじ伏せられましたが、よく走ってくれました」
3着インベルシオン(廣瀬航騎手)
「プレッシャーをかけられるところはありましたが、(勝った馬の)決め脚が違いました」
4着マルカイグアス(小牧太騎手)
「3コーナーでついていけなくなりました。最後、直線はもう一度伸びてくれたのですが」
5着ツムタイザン(笹田知宏騎手)
「現状、精一杯の競馬はできました。スタートは出ましたし、フークピグマリオンを見ながらレースを運びました。若干距離かなという感じです。上手に競馬はしてくれています。もう少し内枠なら楽な競馬ができたのではないかと思いますが、それを言い出したらキリがないです。よく頑張ってくれています」
(取材:檜川彰人)

