◎16日(日)東京競馬場で行われる第59回共同通信杯(GIII)に出走を予定しているネブラディスク(牡3、栗東・福永祐一厩舎)について追い切り後の福永祐一調教師のコメントは以下の通り。
(デビュー戦を振り返って)良いレース内容でした。スタートも五分に切って、道中行きたがる面はありながらも向正面では折り合いがついて、追ってからの反応が良かったですね。調教で感じた以上のレースでした。調教では芝に入れていなかったので、芝で良さが出たのだと思います。ウッドチップの調教では良い身体の使い方ができず、出走の取りやめも視野に入れたぐらいでした。とは言うものの放牧に出すほどでは無いので出走に踏み切りました。嬉しい誤算です。
(この馬の第一印象は)セールで見ていましたが、良い形をしていませんでした。ドゥラメンテ産駒なので若いうちは良く見せません。ただ良くなりそうな馬ではありました。この馬はオーナーが選んで厩舎に入れていただきました。入ってきた時は良くなっていて、乗った感触から走りそうだと思いました。
(きさらぎ賞では無く共同通信杯を選んだ経緯は)京都の下りを若馬の時から経験させたくないということがあります。下りは負担もかかって難しいですからね。実際何頭かを使って改めて思いました。東京1800mを走らせたいということ、それと調整過程の状態から一週遅らせる方がより良い状態で使えると考えたからです。
(1週前追い切りは)レースでも乗る武豊騎手に乗ってもらい感触を掴んでもらう意図もありました。やはり追い切りでも乗り難しい面があります。抑えにかかると、いいところで収まらない感じです。競馬に行くとスピードがあるので調教ほどの難しさは出てきません。その点を含めていい感触も掴んでもらいました。
(最終追い切りは)当該週なので軽めに行ないました。血統的にも若い頃は身体が増えにくいというところがあるようです。そのあたりを含めても、この馬が本当に良くなるのは、もっと先なのではないかという思いはあります。ただ現時点でも脚の軽さ、筋肉の質の良さを生かしていい走りができています。馬の成長を阻害しないような形で使っていきたいと考えています。現時点でも動ける状態にあると思います。
(今回期待するレースは)2戦目なので、使われたことによっての精神面の変化が出た可能性もあるので、そのあたりは装鞍所から丁寧に馬の様子を見つつ平常心で競馬に送り出せればと思っています。レースに行った後はどれぐらいの能力があるのかの確認です。いい内容で走ってくれればと思います。
(抱負を)とても素質の高い馬を預けていただき重賞にチャレンジできることを嬉しく思います。馬は難しい面を内包しながらも、今できる調整はできています。応援していただければと思っています。
(取材:檜川彰人)

