1月23日(木)、姫路競馬場(晴・良)で行われた西日本交流の3歳牝馬の重賞、第26回兵庫クイーンセレクション(ダート1400m、出走12頭)は、1番人気の高知のドライブアウェイが3番手から4コーナー手前でスパート、先頭に立ってからは後ろとの差をどんどん広げ、2着に1秒8の大差をつけて重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分32秒4。地元兵庫のレイナボニータが2着、4分の3馬身差の3着が笠松のプチプラージュ、4着がウイングスオール、5着がフセノオーロラだった。
勝ったドライブアウェイは父フォーウィールドライブ、母マリスステラ(母の父シニスターミニスター)の3歳牝馬。通算成績は6戦5勝。デビューから去年10月のネクストスター高知まで4連勝、前走の金の鞍賞はスタートで遅れて7着に敗れていた。高知・工藤真司調教師の管理馬。鞍上は高知・多田羅誠也騎手。
レース後のコメント
1着ドライブアウェイ(多田羅誠也騎手)
「気分良く走ってくれて、とてもいいレースをしてくれたと思います。スタートはまわりと五分ぐらいでしたが、そこから押っつけていきました。前のレースを見ていてもコースの内側は重そうだったので、最初は少し無理させましたが、外の3番手という良いポジションを取れたと思っています。終始手応え良く進んでくれていましたので、自信を持っていました。いつでも抜け出せる手応えでしたが、直線も短い競馬場なので、できるだけ早めに抜け出すことを意識しました。道中で楽をさせることができましたので、最後までしっかり力を出し切ってくれたと思います。
きょうもまわりとは違う力を見せてくれましたし、もっともっと強い相手と大きいレースで勝負ができるのではないかと思っていますので、これからも一緒に頑張っていきたいと思います」
(工藤真司調教師)
「前走は、スタートが躓くような形で、リズム良く運べなかったことが敗因です。今回もゲートは出てみなければという面がありました。一歩目は速くありませんでしたが、二歩目以降の二の脚でリカバリーして、外に持ち出してくれました。その時点で勝負できると思いました。騎手自身はこの馬で番手の競馬をしてなかったので、早めのタイミングで動いたところはありましたが、この馬の力を信じて騎乗したことが良かったと思います。
輸送競馬で勝ったことで、選択肢が広がりました。この点は大きいです。今後はネクストスター西日本(ことしは佐賀で開催)を視野に入れつつ考えたいです。また、牡馬牝馬関係なく戦えるのではと思っています。距離はもう少し延びても対応できるのではないかと思っています。また、力を要する高知の砂で鍛えられた馬にとって、県外の砂はプラスに働いたかもしれません」
2着レイナボニータ(小牧太騎手)
「最後はしっかり来てくれます。前でゴチャつくところに入らず運びました」
3着 プチプラージュ(渡邊竜也騎手)
「もう少し体を増やしたら力強さが出てくると思います。道中の感じは前走より良かったです。それは体が増えている分ではないかと思います。個人的にはいい競馬ができましたし、今後も楽しみだと思います」
4着ウイングスオール(笹田知宏騎手)
「きょうは発馬の影響か、砂をかぶって嫌がる面を見せました。その結果、追い通しの競馬になりました。そのわりにはあと一歩で3着というところまで来てくれました。力があるところは見せてくれました。体が減った分の影響はあったかもしれません。いろいろな面が噛み合えばもっとよくなります」
5着フセノオーロラ(下原理騎手)
「返し馬の感じが良く、仕上がりの良さを感じました。欲を言えば3着が欲しかったです。ですが良く走ってくれました」
10着グランコスメ(杉浦健太騎手)
「ペースアップについて行けませんでした。あと、気性的にまだ掴みどころがありません」
11着チョッパスニー(赤岡修次騎手)
「きょうはこの馬にはスピードが速すぎました。長い距離の方が良いと思います。今回は落ち着くところがありませんでした。次は一息入るようなレースを選んだ方がいいと思います」
12着イットウショウグウ(林謙佑騎手)
「スタートが速く、まわりの出方が微妙だったので、行ってしまおうと思いました。道中は手応えがありましたが、他の馬に来られて内にササってしまい、手応えが無くなりました」
(取材:檜川彰人)

