1月19日(日)に中京競馬場で行われる第72回日経新春杯(GII)に出走を予定しているヴェルトライゼンデ(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)について、きょう15日(水)の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。
「前走のエプソムカップは、まだしっかり仕上がっていなかったという印象でした。前走後、右前脚に不安が出て、休養、治療をしていました。
一週前追い切りは坂路で、このクラスの馬なのでタイムは出るのですが、いい頃に比べるとまだ動きも緩慢なところがありますし、体も引き締まっていないという印象です。最終追い切りは木曜日(16日)に行う予定です。脚元のことがありますので、坂路でやるつもりです。息を作っておかなければいけませんので、ある程度負荷をかけようと思っています。
左回りがいい馬で、次の開催は京都で右回りになりますし、東京開催もあるのですが適距離のレースが無いので、ハンデが重くなるのはわかっていたのですが、ここしかないと思って出走を決めました。2年前は59キロで勝っていますので、ハンデが増えるのは仕方ないと思っていました。今回はルメートル騎手が騎乗しますが、勝負どころで加速するのに時間がかかる馬ですので、ヨーロピアンスタイルでしっかり馬を動かしてほしいと期待しています。
屈腱炎から何度も何度も復活して、この馬のタフな精神力には頭が下がります。牧場や厩舎のスタッフがレースに出られる状態に戻してくれて、そうしたスタッフの努力にも頭が下がります。まだまだ能力を発揮していない部分がありますので、何とか能力を発揮させてあげたいと思っています。若い頃に比べて精神的にはどっしりしてきましたが、まだ若い部分は感じます。肉体的にも老け込んだ感じはありません。
若い頃から大勢のファンに応援していただいています。何度も不死鳥のように復活してきていますし、皆さんに希望を与えることができれば、中年の星として頑張ってくれればと思っています。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)

