18日(日)に東京競馬場で行われる第9回ヴィクトリアマイル(GI・芝1600m)に出走するスマートレイアー(牝4、栗東・大久保龍志厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
●スマートレイアーについて大久保龍志調教師
「前走の段階で馬はある程度出来上がっていたので、今朝は(坂路で)鍛えるというより、前回の調子をキープする感じでしたね。強くもなく弱くもなく、という所でジョッキーには難しいかと思いましたが、武豊騎手が手の内に入れてくれていますし良い調教だったと思います。前走で出来上がっていましたし、上がり目自体はそんなに無いかとも思いますが、十分でしょう。
去年の冬場はそんなに良くなかったのですが、暖かくなってから急に良くなりました。やはり夏馬なのかな、という気がしますしこれからどんどん良くなっていくと思います。普段は大人しい馬ですが、競馬に行くとテンションが上がりやすい面があって...それでゲートの行儀が悪いところがあります。ただ、栗東で練習している時には何ともないですし、メリハリがつきすぎるくらいの気の良いところがある馬ですね。
本当は短い距離が良いのかとも思いますが、そうなると長いところでの楽しみがなくなってしまいますから。そこであえてこだわって1800m、2000mのレースに行ったりしていましたが、GIに向かうステップとしては阪神牝馬Sが丁度良い間隔だったので1400mに使いました。後ろから行ってどれだけ弾けるかなとジョッキーと話していましたが、まさかあれだけ出遅れるとは思っていませんでした。それでもいい末脚を使えることが分かりましたし、予想以上の末脚でしたね。
1400mよりは、1600mの方が走りやすいでしょう。輸送に関してはナーバスな面のある馬ですが、スタッフが経験していますし、なるべく体を減らさないように持って行ければと思っています。相手は強いですが、この馬も随分強くなっていますし、十分戦えると思っていますから頑張ります」
●スマートレイアーについて武豊騎手
「今朝は坂路で併せ馬でしたが、あまりハードになりすぎず、軽くもなりすぎず、適度に反応を確かめて欲しいという指示でした。ラストで軽く伸ばす程度でしたが、しっかり追った先週に続いて今週も良かったですね。ここを目標にいい態勢になったと思います。
デビューが少し遅かったのですが、デビュー前からいい走りをしていたので期待していました。1戦1戦経験を積んで強くなってきたと思いますし、ここまでよく順調に来てくれました。前回も初の距離でしたが、問題なかったですね。距離に関しては融通がきく馬ですが、1600mくらいが一番良いのかなという気がしています。東京マイルもこの馬には合っているでしょう。
牝馬のトップレベルが集まりましたし、さすがに今までとはメンバーも違いますからね。(―メイショウマンボと秋華賞以来の再戦ですが)あの時もよく頑張ってくれましたが、勝つまでには力が足りなかったという感じでした。(今回は)力の差に関しては分からないですが、この馬自身は1戦1戦確実に力をつけて成長してくれていますし、思い切って強い馬にぶつかって行きたいと思います。まだレースに向けてハッキリとしたプランはありませんが、秋華賞でも前走でもゲートで出遅れてしまいましたし、スタートには注意を払いたいですね。スマートレイアーにとっては大きな目標のレースですし、良い結果を出したいと思います」
(共同会見より~取材:大関隼)

