11月10日(日)に京都競馬場で行われる第49回エリザベス女王杯(GI)に出走予定のシンリョクカ(牝4、美浦・竹内正洋厩舎)について、共同会見の竹内正洋調教師のコメントは以下の通り。
「1週前にしっかり時計を出していて、今週(の追い切り)は終い重点の形で、前に1頭単走の馬を置いて、その後ろで併せ馬をして、後ろから追いかけてもらって、最後の反応を見る形で追い切りました。後ろから来られての反応も良かったですし、馬も(体が)伸びきらずにそのまま良いラップで上がっていけたので、とても良い形の最終追い切りができたと思います。
前々走の福島牝馬Sでトラブルがあり、(前走の新潟記念は)キ甲の骨折明けで、調教の動きに違和感はありませんでしたが、半信半疑な中でのレースでした。ただ、あのメンバーでは、やはり力は上位だろうと思って、やることはやって送り出しました。そこをしっかり勝ち切ってくれたのは馬の能力だと思います。
去年は非力な部分、頼りない部分が残っていましたが、この春あたりからは、調教の負荷をしっかりかけても、体が減らなくなりましたし、徐々に完成の方向へ近づいている印象ですね。
一番良いところは勝負根性だと思います。馬群の中へ入っていけますし、狭いところを突いても怯むことはないですし、そういう気の強さは良いところだと思います。
生まれてすぐの頃に見せてもらって、オーナーに買っていただいて、そういう馬がしっかり成長して、厩舎初の重賞をプレゼントしてくれた、かけがえのない存在ですね。
去年に関しては、馬もしっかりしていないところがありましたし、競馬の形も模索している段階だったのですが、きつい形でも差を詰めてくれて、見せ場はあったと思うので、そこから1年経って、馬自体は成長してくれていますし、競馬の形も、この子に合ったものが見つかった感じはあるので、うまく活かして、良いレースができればと思っています。
新潟記念のレースのような形が一番合っているかなというのはあるので、極端に遅いペースや、直線だけの競馬になったりさえしなければ、そう崩れずにレースをしてくれると思います。
(木幡初也騎手は)シンリョクカと何度もレースをして、分かってくれていると思うので、ゴールまで乗って帰ってきてくれれば良いかなと思っています。
馬の方は夏の新潟記念に比べて、すごく状態が上がってレースを迎えられると思います。木幡初也とのコンビで大きいレースを獲れるように応援していただければと思います」
(取材:山本直)

