現地時間11月2日(土)にアメリカ合衆国のデルマー競馬場で行われたブリーダーズカップ諸競走に出走したJRA所属馬の、レース後の関係者のコメントは以下の通り。
ブリーダーズカップターフ(GI・芝2400m)
2着 ローシャムパーク(田中博康調教師)
「惜しかったです。1周目は出たなりで2周目からペースを上げていければ、と考えていました。流れは遅かったですが、最後は良く伸びてくれました」
(C.ルメール騎手)
「スタートは少し遅かったですが、馬にプレッシャーがかからず、冷静に走ってくれました。後方に位置して、スローペースで少し掛かりましたが、外側から良く進んでいきました。直線では長い脚で伸びてくれました。
間に合いませんでしたが、凄く良い脚を使ってくれたので、2着でも凄く嬉しいです。手応えも良かったですし、3、4コーナーで段々とポジションも上がっていきましたが、2400mは少し長い距離だと思います。だから少しフラフラになりましたが、頑張っています。負けたけど、凄いです。(昨年のオールカマーで騎乗した時と比較して)馬も少しタフになりました。でも道中でちょっとハミを取っているので、多分2000mの方が良いと思います。今日は凄く良いメンバーで強かったし、日本に帰ったらGIで良い結果を出せると思います。ありがとうございました」
3着 シャフリヤール(藤原英昭調教師)
「展開がハマりました。3、4コーナーがタイトで難しくて、そこがスムーズなら・・・それでも最後は差を詰めて力を示してくれました。C.デムーロ騎手からは『先生ごめん』と言われましたが、うまく乗ってくれました。6歳ですがパフォーマンスは落ちないですね。どこかは未定ですが、もう1戦走らせたいです」
(C.デムーロ騎手)
「スローペースでした。彼にとっては少し小回りがきつく、コーナーで外にもたれるところがありました。今年も3着に来てくれて、とても良く走ってくれたと思います」
ブリーダーズカップクラシック(GI・ダート2000m)
3着 フォーエバーヤング(矢作芳人調教師)
「力を出し切ったレースだったので、残念ではありますけれど、清々しい気持ちというかやり切ったな、という思いです。勝ちに行っているので、ペースは少し早かったですけれども、それは結果論で、現実に(先行した)フィアースネスを交せなかったですし、1、2着馬は強かったなと思います。ケンタッキーダービーも3着で、なんとか世界一の馬に、と思っていました。今回は叶わなかったですが、晩成だったリアルスティールの産駒ですし、古馬になってもっと強くなって、この強い世代のトップに立ちたいなという思いは変わっていません」
(坂井瑠星騎手)
「勝てなかったことは非常に残念ですが、ベストは出してくれたのではないかなと思います。嫌な枠順だなと思いましたが、逆にそれを活かすように、また、キックバックが掛からないように、道中ロス無く進めることができました。ケンタッキーダービーと比べるとだいぶ落ち着きもありましたし、本当に堂々としていて、状態も素晴らしかったです。もう今日のところは力を出し切って、頑張ってくれたなというのはあります。上位2頭が強かったです。まだ3歳、上位2頭も3歳です。アメリカではまだ勝てていないので、何とかまた戦って勝てるように、フォーエバーヤングと一緒に成長できたらなと思います。ありがとうございました」
10着 ウシュバテソーロ(高木登調教師)
「状態は良かったのですが、いつも自分からハミを取るところがあったのですが、今日は気持ちが乗ってこなかった感じです。折角応援していただいたのに申し訳ありません」
(川田将雅騎手)
「全体の雰囲気はとても良かったですし、具合良くここまで来られたと思いますし、機嫌も良く馬場入場まで終わってくれて、返し馬の段階でも良い雰囲気で終えることができていたので、レース前まではとても良い雰囲気でした。前半はいつも通りの雰囲気ではあったのですが、向正面に入っても前走と同じ様に、なかなか馬の気持ちが出て来ず、動けないまま進んでしまうような形なので、そういうところがちょっと彼らしさを出すことができなくて、残念な形ではありますけれども、それでも頑張ろうとはしてくれているとは思うのですが、1番良いときの雰囲気ではないなという感じは正直受けてしまいます。体は特に大きな変化は ないと思います。昨年、その前の年から、あれだけ素晴らしい走りをしながら、これだけのトップクラスの馬達と走り続けてくる中で、今年も勝ててはいませんでしたが、春も素晴らしい走りをしてくれて世界で2着を2度取っていますから、それを思えば凄く頑張ってはくれているのですけど今回こういう結果になってしまったのも残念ではありますが、これもまた1つのチャレンジだったなと思うので、良くこの異国の地で頑張ってくれた彼を褒めてあげたいなという思いです。(コメントの時点で)まだ1レース残ってはいます が、日本馬にとってとても厳しい戦いになった今年のデルマーなので、3年前はラヴズオンリーユーとマルシュロレーヌが勝って、皆さんに喜びを届けられましたけど、今年はこれだけ難しい形で終わってしまったので、また改めて来年もここデルマーでブリーダーズカップが行われますのでまた色んな馬達と共にここに来て、チームジャパンとして皆で頑張りたいなという思いです。ありがとうございました」
13着 デルマソトガケ(音無秀孝調教師)
「期待された割に良い成績を残せず申し訳ありませんでした。展開が向けばと思っていましたがちょっとペースが速かったです。もう少しゆっくり行けたらということが条件だったので、消耗戦となってしまい最後は前に行った方が負けという感じになってしまいました。ブリンカーをつけた方が良いと思っていましたが、逆にブリンカーをつけたことで前半で競馬が終わってしまいましたので、つけなかった方が良かったかもしれません。今日のようなレースぶりだったら今後はマイルなど距離を縮めた方が良いかもしれませんね」
(C.ルメール騎手)
「楽に先頭を取れましたが、3コーナー手前でもう手応えがありませんでした。少しプレッシャーがきつかったです。それで早めにバテてしまいました」
(JRA発表による)

