10月6日(日)に東京競馬場で行われる第75回毎日王冠(GII)に登録しているホウオウビスケッツ(牡4、美浦・奥村武厩舎)について、追い切り後の奥村武調教師のコメントは以下の通り。
(前走を振り返って)
「その前の巴賞でハナに行く競馬をしているので、1コーナーまでの入りで馬がエキサイトしないかどうか心配して見ていましたが、行くという意思をはっきり見せる馬がいてくれたおかげで、その後ろにすぐ収まって、2コーナーに入るまでには気持ちも落ち着いてしっかりジョッキーとコンタクトをとりながら走れていました。前半を上手く乗り切れれば良い勝負になるかなと思っていたので、そこから先は期待通りというか、良い競馬をしてくれたなと思っています」
(巴賞からの厳しいローテーションで連勝でしたね)
「ホウオウビスケッツは特殊で、ダービーのときもかなりの強行軍で進めて行って、普通に考えると、皐月賞惨敗のあとで厳しいなと思っていましたが、そこから体調を上げてきました。使った方が良くなる馬もいますから、ホウオウビスケッツは、そうだったという話だと思います。絶対的に能力が高いというのがまず一番で、6月の遅生まれで、成長しきっていない3歳シーズンだったと思うので、4歳の夏になってようやく他の馬に追いついてきたのかなというところが大きいと思います」
(中間の様子は)
「函館に滞在していた頃から馬は精神的にも大人になってだいぶ落ち着いて色々なことをこなしていけるようになってきました。今日の追い切りも、前に馬を置いてもエキサイトしなかったですし、4コーナー手前で鞍上がゴーサインを出した時には、しっかりガツンとハミを取って、良い頃に近づいてきたかなと思います。しっかり反応出来ていましたし、動きも推進力も出てきていますし、上向いてきているなと思います」
(一週前追い切りに乗った岩田康誠騎手からは何かありましたか)
「函館記念の時は、かなり出来が良かったので、岩田さんはそれ以来の騎乗だったこともあり、ギャップを感じたみたいです」
(東京コースは)
「条件の合っていない東京新聞杯で、ちゃんと終いは脚を伸ばして差のない競馬をして、ひょっとしたら勝てるかなというような競馬をしてくれているので、東京コース自体は良いと思いますし、今回は1800mなので、適距離に近づいてきているかなと思います。良い競馬を期待してもいいコースだと思います」
(最後に意気込みを)
「大切なのは賞金が足りていないことで、天皇賞は賞金が多分厳しいなと今年は思っています。勝たないとおそらく出られないというくらいの気持ちで臨みます。万全とは言えませんが目標は天皇賞ですので、そこに向けて良い形で今回出走できるかなと思っておりますので、応援のほどよろしくお願いいたします」
(取材:藤原菜々花)

