10月6日(日)に東京競馬場で行われる第75回毎日王冠(GII)に登録しているローシャムパーク(牡5、美浦・田中博康厩舎)について、追い切り前の田中博康厩舎・山崎啓行調教助手のコメントは以下の通り。
(今シーズンを振り返って)
「去年の12月に香港の方に遠征をしまして、そこのダメージが大きかったので、そこから立ち上げて春はどのあたりを使えるかなというところでした。結果的に大阪杯と宝塚記念を使わせてもらいました。大阪杯は惜しい内容とはなりましたが、僕らとしてはもう少し馬にきちんと我慢して、ジョッキーの言うことを聞いて競馬をさせないといけないなといった反省点の方が大きく見えるようなレース内容となってしまったと思います。悔しいと同時に反省した春シーズンでした」
(その課題については)
「宝塚記念が終わってからノーザンファーム天栄さんの方に放牧に出しまして、牧場の方とも密に話し合いながら、どうすればこの馬がもう少し乗りやすくなるかや、ジョッキーの言うことを聞けるかといったことを考えながら、話し合いながらやってきてもらいました。こちらに帰ってからもそちらを引き継いで、取り組んでいます。今回少しでも進展がみられれば良いなと思います」
(東京コースは)
「この馬は左回りも右回りもそつなくこなしてくれています。東京コースは、未勝利とむらさき賞と2つ勝っていますが、両方上手に競馬をしてくれたかなと思いますので、距離もコースも特段大きな不安はないかなと思います」
(一週前追い切りは)
「それまで、きちんと馬の後ろで我慢して、外もしくは内に進路を出した時にしっかり脚を使っていく練習をしたので、その確認を3頭併せの一番後ろから行ってやってもらいました。しっかり動けていましたし、ゴール後の少し促したときの反応も良かったので、及第点以上かなと思います」
(明日の追い切りは)
「一週前は結構しっかりやりまして、先週の日曜日もしっかりやりましたので、一週前に引き続きにはなりますが、折り合いの確認と、あとは大きく動いてくださいとリクエストしたときの馬の動きの確認の二点が確認すべき大きなポイントかなと思います」
(現在の様子は)
「若い時は、強い追い切りを重ねると馬房の中でくるくると回ったりだとか、落ち着がない様子で、馬房にいるのに目を開いて緊張したりするような雰囲気もありましたが、さすがに5歳の秋を迎えて少しずつ精神的な成長も見られますので、馬房の中で一週前追い切りを終えた段階でも落ち着いて過ごすことが出来ています」
(意気込みを)
「春は、悔しい思いをした馬でもありますし、それを踏まえて課題を設定してそれに向けて取り組んで参りましたので、少しでもその結果が見られるような走りをして、なおかつ良い成績を残せたら良いのかなと思います。この後、毎日王冠で終わりという馬でもありませんので、この先に繋がる競馬をしてほしいなというのが一番です」
(取材:藤原菜々花)

