9日(火)、佐賀競馬場(曇り・良馬場)で行われた九州産馬限定重賞の第28回霧島賞(1400m、12頭立て)は、道中は2番手につけた2番人気のルピナステソーロ(高知)が直線で抜け出し、後続に3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分28秒4、永森大智騎手の騎乗だった。2着は中団から追い上げた5番人気のアイアンムスメ(高知)が入り、高知所属馬のワンツーフィニッシュとなった。4番人気のオバケノキンタが3着に入って、中央勢の最先着。1番人気のアイタカ(JRA)は8着、3番人気のテイエムチュララン(JRA)は10着だった。
ルピナステソーロは父ミッキーアイル、母ダノンクィーン(母父チチカステナンゴ)の牝6歳、毛色は栗毛。高知・宮川真衣厩舎所属で、熊本のストームファームコーポレーションの生産馬。3歳夏に佐賀でデビュー、4勝を挙げて中央へ移籍すると、一昨年の霧島賞で2着に入った。今年2月には高知へ転出、6戦目のこのレースで待望の重賞初制覇を飾った。通算成績は24戦9勝。
レース後の関係者コメント
1着 ルピナステソーロ(永森大智騎手)
「この中では能力が抜けていると思っていたので、勝ってくれてホッとしています。前回は僕自身が大事に乗りすぎてしまって、馬の気が入らないままレースが終わった感じでした。今回はここに向けて、馬主さんと調教師と相談して、良い状態で持ってきてもらって、大丈夫でした。大外枠をもらい、行く馬がいたら行かせて、逃げはないかなと思っていて、良い位置、2・3番手が取れればと思っていました。うまくいきました。馬自身、ずるいところがあるので、早めにエンジンをかけていきましたが、今日はそういうところを見せることはなかったです。高知よりも馬場が軽いので、早めに動いても最後までしっかり脚を使ってくれました。長所は良いスピードがあり、それをどう活かしていくかが、今後の課題かなと思います。(ゴールに入った時は)2着に高知の馬が入ったとは分かりませんでしたが、上がってきて(2着の)赤岡さんにそう言われてわかりました。(赤岡騎手には)良かったなとお祝いのコメントをもらいました。(今の高知競馬には)強い馬がたくさんいて、面白いと思います。今日は僕自身、佐賀で初めて重賞を勝たせていただきました。これからも頑張りますし、高知競馬の応援もお願いします」
2着 アイアンムスメ(赤岡修次騎手)
「流れが速くなると思っていたので、出たなりで行こうと考えていましたが、意外にも落ち着きすぎましたね。勝った馬は高知でも格上ですし、そんな展開でも、良く頑張ってくれたと思います」
3着 オバケノキンタ(鷲頭虎太騎手)
「ゲートを出てからの行きっぷりは悪くなかったですし、逃げは打てたのですが、勝ち馬に交わされてからが、もうひと踏ん張りできなかったですね」
4着 カッコヨカ(小牧太騎手)
「最近の走りからすると手応えや反応とかは悪くなかったですけど、今回は勝った馬も含めて相手が強かったですね」
5着 ゴーツウキリシマ(山口勲騎手)
「昨年乗せていただいた時より馬の状態は良かったですが、敏感なところがあって、揉まれない外枠なら結果も違っていたと思います。隊列がバラけてからはしっかりと脚を使ってくれましたからね」
(取材協力:うまかつ.net)

