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6月30日(日)に小倉競馬場で行われる第59回北九州記念(GIII)に出走を予定しているピューロマジック(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後の安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。

「前走の葵ステークスは、ゲートが開いてからはこの馬のスピードを再確認できましたし、ゴールまで脚を使えて、能力は改めて確認できたのですが、レースに至るまでの精神面の乱れというのも同じように目立ったレースでした。改善してほしい面はたくさんあって、将来に向けては不安な面も正直あります。

調教が行儀良くできるようになっています。そのあたりは以前と比べての変化だと、前に所属していた厩舎から自分の厩舎に来た兄(かつて安田隆行厩舎に所属していた安田景一朗調教助手)も言っていて、変化は感じるのですが、それをまだ競馬では出すことができず、エキサイトする面がありましたので、中間はリフレッシュを図り、再入厩した後もよりエキサイトさせないことをテーマに調教しています。

一週前の追い切りで、自分が初めて乗りました。競馬のスピードや前向きさが強いという点に先入観があったのですが、馬の後ろで上手に折り合いもついて、合図を出してからもムキになりすぎず、上手に加速できていました。何とかこれをレースでできるような精神状態に持っていければという感じで取り組んでいます。精神面や、人とのやり取りで理解力があるのには驚きがありました。

自分が調教に乗った理由は兄に言われたからです(笑)。前走の調整の過程で、馬が戦闘モードになることが競馬にいい影響となるとは思いませんでしたので、負荷をかけつつ、より馬にレースだと気づかせないような調教をしたいということで、自分が乗ることになりました。

今週の追い切りは、きのう(火曜日)も乗ってコンタクトを取って、だいたいイメージできていたのですが、イメージ通り、馬が精神面で解放しすぎることなく、こちらの指示を受け入れる準備ができている中で走ってくれていましたので、うまくなだめることができました。ゴール板を過ぎて、どれくらいガムシャラになるか探ってみたのですが、気を抜くことも無いですし、指示に対して従順に走っていました。止める時も上手に止まっていましたし、調教では行儀良くトレーニングができています。

パドックも、前走は以前よりマシだったのですが、返し馬が終わってゲート裏の雰囲気がエキサイトしてしまいます。今回騎乗する松山騎手には、この中間の雰囲気とか、前走を踏まえての今回の取り組みとかは伝えています。

いい調教ができたつもりでいます。あとは、行儀良くゲートインを迎えてくれることを願っていますので、見守ってあげて下さい」

(取材:三浦拓実)

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