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28日(日)に京都競馬場で行われる第169回天皇賞(GI)に出走するワープスピード(牡5歳、美浦・高木登厩舎)について、共同会見での三浦皇成騎手のコメントは以下の通り。

「率直に、依頼をいただいた時にはもう一度この馬に乗れる、GIの舞台で今度は戦えるんだと思って非常に嬉しかったですね。ちょうど1年くらい前に東京の2勝クラスで初めて跨った時に、返し馬で体の使い方がオープン級というか、本当にいい背中をしている馬だなと感じました。勝った時にゆくゆくは、無事に順調に成長してくれば、距離の長いところで、大きい舞台でいつかやれる馬ではと思っていました。1年経ってこの舞台に立てるので、しっかり成長してくれたと思っています。

長距離の重賞でいい結果を残してきたことに関しては、僕としては全く驚きはなかったですし、僕が乗った時よりもさらに長い距離には適性が向いているのではと思っていました。距離が延びれば延びるほどいい、というイメージがあったので、実際に結果も出ていますから、そういう適性のある馬なのだなと思います。

先週は僕が栗東に行っていたので1週前追い切りには乗れませんでしたが、先週でしっかり負荷もかかっていたので、今週は前の馬を目標に、最後に馬の反応を見る形でという話を(厩舎スタッフと)していました。色々な所を確かめながら、いい追い切りが出来たと思います。1年前より馬もしっかりしていましたし、乗りやすくて操縦性も良い馬で、追い切りに関してはいいイメージしかない、という形で終えられました。

(乗っていて良さを感じる点は)一つは安定感ですね。柔軟性もあって、重厚感もあって乗りやすいので、そこがこの馬の一番の武器じゃないかなと思っています。

(3200mのレースに向けてのポイント)やはり道中ロスなく、折り合いやリズムが一番、というか最低条件だと思いますが、やはりポジションに関しては良い位置を取りたいと思っているので、ゲートがかなり重要になるのではと思っています。

またこの馬と、今度はGIの舞台で戦うことが出来るので、強いメンバーは揃っていますが、その中でこの馬の一番いい走りをして、いい結果を出せるように頑張ります。当日応援をよろしくお願いします」

(取材:大関隼)

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