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中山11Rの第26回中山グランドジャンプ(4歳以上JGI・芝4250m)は2番人気イロゴトシ(黒岩悠騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分47秒2(良)。3馬身差の2着に5番人気ジューンベロシティ、さらに2馬身半差の3着に3番人気ニシノデイジーが入った。

イロゴトシは栗東・牧田和弥厩舎の7歳牡馬で、父ヴァンセンヌ、母イロジカケ(母の父クロフネ)。通算成績は31戦6勝。

レース後のコメント

1着 イロゴトシ(黒岩悠騎手)
「自分のことよりも、この馬がやっぱり強いというところを見せられて嬉しいです。後ろにマイネルグロンがいましたが、この馬のリズムを守っていこうと思っていたので、さほど気にはなりませんでしたし、前が速いペースで飛ばしていましたから、捕まえられればと思っていました。交わすのに苦労しましたが、よく頑張ってくれました。この馬への期待は大きいものがありますし、馬に負けないように精進したいと思います」

2着 ジューンベロシティ(森一馬騎手)
「初めての騎乗だったので、厩舎関係者やこの馬に乗っていた先輩に相談させてもらいました。レース前にコミュニケーションをとり、馬や関係者のおかげで頑張れました。イメージ通りのレースができました。勝ち馬は強かったですが、この馬もこれからさらに良くなってくると思います」

3着 ニシノデイジー(五十嵐雄祐騎手)
「スタートが決まって、リズムがすごく良くて、障害飛越も大きなミスがなく外回りコースまで行きました。その後は馬のスピードに任せてリズム良くいけました。今日、これは良いところがあるなという手応えのまま、外回りコースに出たのですが、外回りコースの1個目の障害で跳んでほしいところから跳ばず、一歩入れてしまったので、そこで少し飛越のロスがありました。その後に勢いがなくなってしまいました。手応えはまだ残っていましたが、そのミスが最後まで響いてしまいました。それでもビレッジイーグルをまた交わしてくれましたし、良かったかなと思います。馬の力は出し切りました。悔いない競馬ができました。まだまだ頑張ってくれそうです」

4着 エコロデュエル(小野寺祐太騎手)
「代打騎乗だったので、悔いのないように乗りたいと思っていました。一番強い馬を見ながら正攻法の勝負で、最後はさすがに苦しくなりましたが力は出せたと思います。まだ若い馬ですし、難しい面もありますが、先が楽しみです」

5着 ビレッジイーグル(大江原圭騎手)
「スムーズにハナに立てましたが、先生と『ニシノデイジーが途中から来たら2番手でも』と話していて、その通りニシノデイジーが来たので2番手から進む形でした。手応えもよくいい感じでしたが、勝ち馬が上がって行ったときに一緒に上がる形になりました。もう少し待てればよかったのですが。最後は厳しくなってしまいました。飛越は最後まで上手でした」

6着 マイネルグロン(石神深一騎手)
「行きっぷりがあまり良くなかったですし、大竹柵を越えてからも終始追っつけ通しでした。飛越自体は、そんなに厳しさはありませんでした。最終障害を跳んだところで、脚を痛めました。戻ってこられるケガだったら良いのですが...」

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