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4月14日(日)に中山競馬場で行われる第84回皐月賞(GI)に登録しているレガレイラ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)について、追い切り後の木村哲也調教師のコメントは以下の通り。

(前走のホープフルS1着を振り返って)
「2戦目がワンパンチ足りなくて残念な結果になってしまったので、その辺がどれだけ修正できるかと思っていました。形になって良かったなというか、彼女の良さが戻って良かったなと思いました」

(前走後の調整について)
「年末のレースだったので、年明けまで厩舎で管理して、一旦ノーザンファームに移動させてもらいました。疲れを取ってリスタートして、レースの40日ぐらい前にまた厩舎に連れてきて、管理させてもらっています」

(最終追い切りについて)
「普通にしっかり元気良く出て行って、道中はライダーの指示通りに折り合いがつくかとか、最後は合図を出せばしっかり出て行けるかとか、基本的なところを見たかったです。
おそらく追う必要はないだろうなと思って臨んではいましたが、結果的にはハンドライドする必要はありませんでした」

(GIへの直行について)
「レースを使わせていただいて、着順的にある程度形になった場合というのは、相当しっかり走ってきているので、そこから次のレースに向かって行く時には疲労回復に相当手間取るのではないかと思います。それこそ一回一回の競馬における消耗度は、近年はやはり大きくなっているのではなかろうかと個人的には思っているのです。年末に使わせていただいてから、期間が3ヶ月開いているものの、これから先も競馬は続くので、そういうことを考えれば、少しは馬に楽をさせてあげなければいけないのではないかと思っています。そういう意味では、3ヶ月休みをもらってまたレースを使えることはネガティヴではないというか、馬にとっては良かったなと思っています」

(76年ぶりの牝馬制覇へ)
「素晴らしい馬が集まって、どの関係者もエネルギーを注ぎ込んでくるので、この時点で仮定でものを言うのは周りの皆さんに対して失礼かなと思っているので、なかなかコメントしづらいところではあります。ただ、中央競馬を普段から応援して下さるファンの皆様のことを考えれば、また新しいことをやらないといけないと思っています」

(今回のレースに向けて)
「非常に注目度の高い中で出走することになると思います。日曜日まで少しでもレガレイラをより良い状態に持って行って、何とかファンの皆様に喜んでいただけるように、私もスタッフも最善を尽くしたいと思っています。ファンの皆様にはレガレイラを精一杯応援していただいて、彼女の背中を後押ししていただければと思っています」

(取材:米田元気)

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