お知らせ:

競馬実況web

24日(日)、佐賀競馬場(雨・不良)で行われた地方全国交流の重賞、第21回はがくれ大賞典(2000m、10頭)は、断然の1番人気に支持された大井のセイカメテオポリス(吉原寛人騎手)が、最内枠からのスタートもすぐさま外3、4番手の位置を取り、2番手追走から2度目の4コーナーで先頭に立った高知のグリードパルフェに並びかけて追い比べに持ち込み、最後は2馬身半差をつけて快勝した。勝ち時計は2分8秒5。2着が連覇を狙った3番人気のグリードパルフェ、中団追走から追い上げた2番人気の船橋のユアヒストリーがさらに3/4馬身遅れた3着に入り、逃げた6番人気のタガノファジョーロ4着、追い込んだ5番人気のサトノディード5着、後方を追走した4番人気の高知のトランセンデンスは8着に終わった。

勝ったセイカメテオポリスは父マジェスティックウォリアー、母ボウピープ(その父ディープスカイ)の牡6歳鹿毛馬、大井・渡邉和雄厩舎の管理馬。通算成績30戦7勝、重賞勝利は昨年9月の東京記念以来の通算5勝目。

レース後の関係者のコメント

1着セイカメテオポリス(吉原寛人騎手)
「勝てて嬉しいですね。前走の金盃でも状態が良さそうだったので、輸送もあって大変だったと思いましたが、そのままの良い状態で来てくれている印象でした。枠的には嫌なところに入ったなと思い、今日はそこだけがポイントだと思って乗っていました。外が欲しい一心の思いでしたが、(外の)3番手が取れた時には、ある程度良い競馬になるなという感覚でした。内で揉まれて終わりたくなかったので、うまく外に出せて良かったです。道中、いつでも動ける状態で、前にはグリードパルフェがいたり、後ろからはユアヒストリーが狙っていたりと、仕掛けのタイミングが難しいところでしたが、何とか最後のコーナー踏ん張ってくれて最後の直線に向くことができて良かったです。4コーナーでグリードパルフェが盛り返してきたのでドキッとしましたが、直線でも僕の方もまだ手応えがありましたから、セイカメテオポリスの良い走りができたかなと思います。本当に良い競馬をしてくれて、馬に感謝したいと思います。今日の勝ち方を見ると良い結果で、陣営がこの後どういうプランでいるのかはわかりませんが、もし(JBCに)来ることがあれば、良い競馬をしたいと思います」

2着グリードパルフェ(赤岡修次騎手)
「前目から行く予定だったので、理想通り2番手が取れました。道中の手応えも良かったですし、4コーナーで並んでからも勝てそうだと思いましたが、最後は甘くなってしまいました。もう少し乾いた馬場が良かったです」

3着ユアヒストリー(澤田龍哉騎手)
「砂を被せる競馬をしたかったので、あの位置になりました。すんなり動ける馬ではないので、直線の長い競馬場の方が合うと思います。セイカメテオポリスをマークしながら早めに動きましたが、置いていかれました」

4着タガノファジョーロ(田中直人騎手)
「馬場が悪かったので出して行こうと思いましたが、逃げる形になってしまいました。ためてもスッと動けるタイプではないので、自分のペースで行けたのは良かったですし、頑張ってくれたと思います。最後も止まっていませんし、相手が強かったですね」

5着サトノディード(藤本現暉騎手)
「いつでも動けるところでためて、しっかりついて行ってくれました。相手なりに走れていますし、前残りの馬場でもしっかり脚を使ってくれたと思います」

(取材協力:うまかつ.net)

お知らせ

お知らせ一覧