26日（火）に高知競馬場で行われるダートグレード競走、黒船賞に出走予定のレディフォース（牝4歳、栗東・杉山佳明厩舎）について、関係者のコメントは以下の通り。

レディフォースについて杉山佳明調教師

「前走後は一旦放牧に出しまして、馬の状態を確認してもらい、順調に来られたということでここを目標に帰厩しました。厩舎に帰ってきてからも順調そのもので、何も不安なくここまで来ています。前回がしっかり休ませた後のレースだったので、今回は体のハリもさらに上がっています。

良馬場でも不良馬場でも走っていますし、馬体重500キロ以上あってパワーもあるので地方の馬場もそれほど気にしていません。ただ、まだ緩さもあって成長段階なので、コーナー4回のコースと相手関係というところが気になります。

去年の3月25日にデビューして、ちょうど1年でオープンまで来たように、持っているポテンシャルは凄いものがあります。強いメンバーはいますが、段階を踏みながら成長してくれているので、ここに入ってどれくらいやれるかというトライをしてみようということで（このレースを）使わせてもらうことになりました。

（この馬の良さについて）まだ成長段階にはありますが、スタートが良く前で流れに乗れますし、前走でも直線で内の馬に寄られたのですが、そこから根性を見せてくれました。現状ではまだまだ体を持て余しているのですが、そういったセンスの良さがある馬なので、これだけの短期間で成長してくれていい競馬を続けてくれているのだと思います。

なかなか強いメンバーですし甘くないトライではありますが、状態もいいので楽しみを持っています。ここでどれくらいやれるかで選択肢が広がると思うので、トライさせてもらうというところです」

（取材：小塚歩）