3月24日（日）に中京競馬場で行われる第54回高松宮記念（GI）に出走を予定しているウインカーネリアン（牡7、美浦・鹿戸雄一厩舎）について、三浦皇成騎手のコメントは以下の通り。

「前走の東京新聞杯は、海外帰りでのレースでしたが、厩舎サイドで体調面を特に意識しながらしっかり仕上げてもらい、いい勝負になるなと思っていたので、悔しさがありました。7歳になりましたが、レースでは、体力的なところや、走り方、気持ちの面で、年をとったという感じは一切なく、フレッシュな状態でした。

先週はいつも以上に負荷をかけて好時計を出しましたが、今週は輸送もあり、疲れを残さないように追い切りました。気持ち良く走らせてほしいという指示で、いい追い切りができたと思います。乗っていて前走以上の状態の良さが伝わってきましたので、非常に楽しみにしています。

1200mの距離は初めてなので、スタートしてみないとわからない部分があり、馬のコンディション、気迫を、競馬に向けていけたらいいと思っています。右回りでも左回りでも走り、海外に行っても雰囲気にのまれるところが無かったので、初めてのコースも心配していません。

先週の土曜日も中京で騎乗しましたが、中京の芝のコンディションは良く、その意味でもゲートを出て流れに乗ることが一番のカギだと思っています。いまだにスタートに不安がある馬なので、上手くエスコートできたらいいと思っています。

短距離のトップクラスが相手で、ウインカーネリアンも、マイル戦ではスピードはトップクラスのものがありますが、そう甘くはないと思っています。他の馬の出方を見ながら、この馬のリズムで、3、4コーナーを迎えられたらいいと思っています。

馬は本当に良い状態でレースを迎えられると思います。応援をお願いします。頑張ります」

（取材：小林雅巳）