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中山11Rの第73回スプリングステークス(3歳GII・芝1800m)は1番人気シックスペンス(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒4(良)。3馬身半差の2着に9番人気アレグロブリランテ、さらに1馬身差の3着に4番人気ルカランフィーストが入った。

シックスペンスは美浦・国枝栄厩舎の3歳牡馬で、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム(母の父Twirling Candy)。通算成績は3戦3勝。

レース後のコメント
1着 シックスペンス(C.ルメール騎手)
「向正面で風が強く、ペースが落ちましたが、馬の後ろでちょうどいいポジションが取れました。早めに大外に出しました。反応が良かったです。距離を延ばしても彼にとっては問題ないと思います。とても乗りやすい馬ですし、2000m以上もいけると思います。今日で3戦3勝ですし能力がありそうです。今日は楽に伸びてくれましたし、上のクラスにいけると思います」

(国枝栄調教師)
「スタートが良く、良い位置を取れましたし、折り合いもついて、理想的な競馬だったと思います。3コーナーから4コーナーにかけて馬場が悪いことを考えると、外目の3番手につけた時点で馬場を選んで走れますしね。ペースが遅い中で前目の位置にいましたし、折り合いも良かったですから理想的でしたね。
コントロールのしやすい馬で、ここにきて体に伸びが出てきています。体は硬めですがフットワークが良い馬ですから、距離は伸びても平気ではないかと思います。今後、レースの疲れなどが出るかもしれませんが、現時点ではあまり課題というものは見当たらないですね。
(「ここまで間隔を開けて使ってきて皐月賞へは中3週となりますが」という質問には)その点はオーナーと相談して決めることになると思います」

2着 アレグロブリランテ(横山和生騎手)
「調教から乗せて貰って、イメージ通りの競馬ができました。バシっと出して行って、良い感じのリズムとペースで競馬ができたと思います。(スタッフから)集中力が続かないと聞いていましたが、逆に緩急がついて良いと思っていました。今日の馬場も味方になったと思います。あとは、順調にいって欲しいです」

3着 ルカランフィースト(横山武史騎手)
「極端な枠でしたが......。この馬場をこなしてくれるかが不安でした。1・2コーナーでは上手く走れていたので、外へ出す事なく、内をロスなく走ってきました。理想はもっと綺麗な馬場だと思います。これからの馬なので、うまく成長していってくれればと思います」

4着同着 チャンネルトンネル(松岡正海騎手)
「少し入れ込んでいました。位置は取れましたが......。体はもう少し絞れても良いと思います」

7着 ペッレグリーニ(岩田康誠騎手)
「どれだけ通用するかのチャレンジでしたが......。走りがしっかりして、大人になってきました」

10着 ジュンゴールド(坂井瑠星騎手)
「テンションは前回よりもマシだったと思います。ただ、ポジションを取りにいける雰囲気ではありませんでした。脚は使っていますが、上がりが速すぎて良い結果を出せませんでした」

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