お知らせ:

競馬実況web

14日(木)、稍重馬場の川崎競馬場で行われた重賞の第1回ネクストスター東日本(SIII・1400m・出走14頭)は、道中2番手を進んだ1番人気のギガース(森泰斗騎手騎乗)が4コーナーで先頭に立ってそのまま押し切った。勝ちタイムは1分30秒6。

2馬身1/2差の2着に4番人気クルマトラサンが続いて船橋勢が1・2着を独占、さらにクビ差の3着に8番人気のアジアミッションが入った。2番人気のライゾマティクスは6着、3番人気のスノーシューは7着だった。

勝ったギガースは父マジェスティックウォリアー、母アルマーズビコー(その父ジャングルポケット)という血統の3歳牡馬で、船橋・佐藤裕太調教師の管理馬。通算成績は6戦4勝、重賞は今年のニューイヤーカップ(浦和)以来2勝目。この勝利でギガースには、4月29日(祝月)に園田競馬場で行われる兵庫チャンピオンシップ(JpnII・1400m)への優先出走権が与えられた。

<レース後の関係者コメント>
1着 ギガース
(森泰斗騎手)
「雲取賞では、全然上手くこの馬を走らせることが出来ず、ここは勝たなくてはいけないと思っていたのでホッとしています。ポジションもリズムも良かったと思います。多少オーバーペース気味というか、そういう感じでした。ただ、許容範囲内というか、抜けだすタイミングだけ気を付けていたのですが、早く抜け出しすぎました。

(直線単騎になってからは)めちゃくちゃ遊んでいますね。ただ、割とセーフティーリードが取れていたので、遊びつつ、押し切れたというところだと思います。体もすごく馬っぷりの良い、かっこ良い馬で、力もあるのですが、やはり性格の面というのを少しずつジョッキーとして出来る範囲内で改善していきたいとは思っています。

ギガース、人気にしていただいていましたし、結果を出せて本当にホッとしています。このレースが第1回ということで、1回目の覇者に名前を刻めたことを本当に嬉しく思います、これからもギガースと佐藤裕太厩舎、森泰斗を応援してください。ありがとうございました」

(佐藤裕太調教師)
「しっかりと乗り込んできて、人気通り期待に応えることができてホッとしました。状態は前走から良い意味で平行線で、いい仕上げで臨めました。積極的に乗ってもらって、少し遊んでしまう面があるのでセーフティーリードが取れればと思っていましたが、(森)泰斗君が上手く乗ってくれました。今後は権利を取れましたし兵庫チャンピオンシップに向かうか、地元の東京湾カップか、羽田盃路線に戻すかの3択で、オーナーとも相談して、馬の様子を見て決めようと思います」

2着 クルマトラサン(石崎駿騎手)
「デビュー前に調教に乗ったことがあって、いい馬と分かっていました。よく走ってくれていますし、まだまだ成長しそうです。伸びしろは凄くあると思います」

3着 アジアミッション(山崎誠士騎手)
「3・4コーナーで上手く捌ければ、前の着順もあったかもしれません。ちょっと前残りの展開でしたからね...。馬の状態は良かったです」

(取材:大関隼)

お知らせ

お知らせ一覧