3月17日（日）に阪神競馬場で行われる第72回阪神大賞典（GII）に出走を予定しているサヴォーナ（牡4、栗東・中竹和也厩舎）について、騎乗予定の池添謙一騎手のコメントは以下の通り。

「前走の日経新春杯は、リズム良く追走できていましたし、少し向正面で窮屈なところがあって、思っていたよりも動かさなければならないところがあったのですが、それでも直線は渋太く脚を使ってくれていますし、2着でしたが、内容は悪くないレースだったのではないかと思います。

去年の秋の時点で、まだ体の部分、中身の部分でこれからだと感じていましたし、今年になって良くなってくるのではと思っていたのですが、前回のレースでそれを感じることができました。いい形で成長していってくれているように思います。

一週前追い切りは、栗東に戻ってきて日が浅いので、どうかと思っていたのですが、前走の日経新春杯以降、さらに成長を感じる動きをしてくれているように思いましたし、いい動きだったと思います。最終追い切りは、坂路で、きのう（火曜日）の雨の影響で馬場が重かったのですが、いい形で走ってくれていますし、体の使い方が良くなってきていると思いました。坂路だと右にもたれる部分が強いのですが、きょうも多少はそうだったものの、コントロールがきく中での追い切りでしたし、体の使い方が良くなっていると思える追い切りでした。

距離に関しては、自分の中では問題無いと思っています。メンバーも揃っていますし、ここでしっかりいい内容でレースができれば、次の大目標である天皇賞が楽しみになってくると思いますので、楽しみにしています。

まだ重賞のタイトルは獲っていませんが、今回、次に向かっていけるような内容で、いい結果を出せるように頑張りたいと思います」

（取材：三浦拓実）