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3月17日(日)に阪神競馬場で行われる第72回阪神大賞典(GII)に出走を予定しているシルヴァーソニック(牡8、栗東・池江泰寿厩舎)について、追い切り後の池江泰寿調教師のコメントは以下の通り。

「去年の天皇賞(春)では、その前の年(おととし)の天皇賞(春)でスタート直後に落馬するアクシデントがありましたので、ダミアン・レーン騎手に、促して急かすとアクシデントの可能性もあるので慎重に、という話をしていたのですが、それが仇になってしまった感じです。慎重にゲートを出していったぶん、ポジションが後ろになって、ちょっと脚を余すような結果になりました。

去年はサウジアラビアで重賞も勝ちましたし、長距離でコンスタントに能力を出せるようにはなってきています。あまりレース数は無いのですが、海外も含めて、3000m以上のレースに絞っています。今年もサウジアラビアに行く予定にしていたのですが、負担重量(ハンデ)が61キロでしたので、それを嫌って、阪神大賞典に切り替えました。馬はまだまだ元気で、若いです。スタミナが豊富で、長距離戦では安定しているところが一番のセールスポイントです。

一週前は、CWで長めからしっかり追い切りました。時計的には満足するものが出ましたし、動きも休み明けにしてはまずまずかなという感じです。最終追い切りは、武豊騎手に跨ってもらい、坂路で単走で仕上げました。10か月ぶりなので、ジョッキーには、ある程度強い負荷をかけてほしいとお願いしました。休み明けとしてはまずまずの状態に来ていると思うのですが、一番いい時の状態と比べるとまだ一歩二歩及ばずという感じで、仕上がり途上です。ここを使って天皇賞(春)でピークに持っていけると思います。

年間でも出走する回数の少ない馬ですが、ここでもいい走りを見せたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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