中山１１Ｒのアネモネステークス（３歳オープン・リステッド・牝馬・芝１６００ｍ）は３番人気キャットファイト（大野拓弥騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分３４秒６（良）。クビ差の２着に４番人気テウメッサ、さらに３／４馬身差の３着に９番人気メイショウヨゾラが入った。

キャットファイトは美浦・上原博之厩舎の３歳牝馬で、父ディスクリートキャット、母フラマブル（母の父パイロ）。通算成績は６戦３勝。

レース後のコメント
１着　キャットファイト（大野拓弥騎手）
「最内枠、極端な枠になってどうなるかという感じでしたが、１０レース（東風Ｓ）の時に内が乾いてきた印象だったので、内を突きました。こういう馬場は得意ではないというか、スピードのある馬なので、きれいな馬場の方が良いと思いますが、こなしてくれました。前に馬がいれば、折り合いはつきました。敏感なところがあり、課題はありますが、厩舎がうまく仕上げています」

（上原博之調教師）
「得意な中山コースということもあり、１番枠でスタートも良かったです。馬場も乾いてきていて、１０レースで乗っていた大野騎手に馬場コンディションを聞き、爪もベタ爪ではない馬なので、内へ行こうかということになりました。内へ行ってくれて良かったです。騎手が跨ると気が入るところは課題ですね」

２着　テウメッサ（津村明秀騎手）
「勝ち馬に内をすくわれましたが、この馬場でよく頑張っています。良い感じで上がっていきましたが、ラスト５０ｍで止まってしまいました。長く良い脚は使えないのかなと思います」

５着　ラヴスコール（横山和生騎手）
「みんな馬場を気にして、しっかり外へ出してきて、振られてしまいました。聞いていた話とは違って、ゲートの中の行儀は良く、上手に折り合いがつきました。馬は成長しているのではないでしょうか。特殊な馬場でしたし、条件が替わればと思います」