中山９Ｒの房総特別（４歳以上２勝クラス・牝馬・芝１８００ｍ）は３番人気アグラシアド（津村明秀騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分４９秒０（良）。２馬身半差の２着に１番人気ラファドゥラ、さらにハナ差の３着に２番人気ミヤビが入った。

アグラシアドは栗東・中村直也厩舎の４歳牝馬で、父リアルスティール、母サラシー（母の父Teofilo）。通算成績は１２戦３勝。

レース後のコメント
１着　アグラシアド（津村明秀騎手）
「久々に乗せてもらって、成長を感じたのはメンタル面でした。騎乗してすぐはテンションが高かったのですが、返し馬からゲートまでは落ち着いていました。こういった馬場なので、ゆっくり行って、（外の）きれいなところを通っていきました。強かったです。上のクラスでも頑張れると思います」

２着　ラファドゥラ（木幡巧也騎手）
「最後までしっかり走っていて、坂も苦にはしていません。自分としては勝負にいって、納得できるレースはできているのですが、今日は勝ち馬（の力）が抜けていたということだと思います」

３着　ミヤビ（田辺裕信騎手）
「直線は馬場の良い外めに出せましたが、もう少しでした」

４着　ポルカリズム（武藤雅騎手）
「内枠から枠なりの競馬になり、３コーナーで馬場の悪い内を走っていた先行馬が下がってきて、待たされてしまいました。馬場の良い外を通った馬が伸びていますし、工夫できれば良かったのですが......」

５着　セナリスト（石川裕紀人騎手）
「自分のペースで運んで後ろからになりました。脚を使うであろう勝ち馬の後ろから運びました。この馬なりに脚は使っていますが、こういう馬場はこなせないことはないにしても、得意ではないのかもしれません。理想はきれいな馬場だと思います」