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中山11Rの第42回中山牝馬ステークス(4歳以上GIII・牝馬・芝1800m)は5番人気コンクシェル(岩田望来騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分49秒0(稍重)。半馬身差の2着に4番人気ククナ、さらにアタマ差の3着に6番人気シンリョクカが入った。

コンクシェルは栗東・清水久詞厩舎の4歳牝馬で、父キズナ、母ザナ(母の父Galileo)。通算成績は16戦5勝。

レース後のコメント
1着 コンクシェル(岩田望来騎手)
「前走で乗ったときから、スタートが良いですし、二の脚がつかないので、気合いをつけて今日はハナに行く選択をしました。1、2コーナーはある程度流して、向正面は馬のリズムで落ち着いていました。3コーナーからまくって来られましたが、リズムを崩さず直線を迎えました。直線で追っての反応もありました。10Rは内があまり伸びていなかった馬場だったので、外に出しました。なんとか最後は踏ん張り切ってくれました」

2着 ククナ(戸崎圭太騎手)
「最後なので勝ちたかったです。スローペースの競馬で後ろからになってしまったのが少し響きました。スタートで突っかかってしまい、出て行けずに位置が下がりました。道中の手応えは良く、4コーナーも上がっていけて、『よしっ』と思ったのですが、勝ち馬に頑張られてしまいました」

3着 シンリョクカ(木幡初也騎手)
「枠やペースの面で運がない競馬が続いていると感じていましたが、今日はスムーズに脚を溜めながら行って、3、4コーナーでノメるところはありましたが、耐えてくれました。(直線は)内からも伸びる馬場だと思い、内へ行って伸びてくれました。できれば、賞金を加算したかったです。牝馬限定重賞で噛み合えば、力を出せることを証明してくれましたし、次に繋がると思います」

4着 フィールシンパシー(横山琉人騎手)
「いつも1600mを使っている馬で、1800mで勝ったこともありますが、少し長いかなと思っていました。スタンド前発走でイレ込みはありましたが、何とか我慢してくれました。理想的な位置が取れました。4コーナーでは苦しくなっていましたが、53kgもあって、下がらずに残ってくれました。力をつけていると思いますし、状態は良かったです。良い内容だったと思います」

5着 コスタボニータ(西村淳也騎手)
「今日は大事に乗り過ぎた気がします。もっとアグレッシブに運べれば良かったのですが...」

8着 アレグロモデラート(木幡巧也騎手)
「道悪もあると思いますし、3、4コーナーで遅れたのがもったいなかったです。2着の馬が目の前にいて、あの馬はスーっと行きました。脚質も違うので仕方がないですが、そういう点を含めると、せめて中団くらいにはいたかったです。軽いハンデは効いていますが、これだけタフな馬場で最後まで走れているので、力のある馬ですね。距離的にも、もう少し延びても問題なさそうです。今回はスタートでしたね」

9着 フィアスプライド(C.ルメール騎手)
「スローペースでしたし、向正面で(位置を)上げていきましたが、あの風で外を回らされてしまい、最後は疲れていました。休み明けのぶんもあるかもしれません。距離は1600mの方が良いと思います」

11着 ラヴェル(横山武史騎手)
「課題だと思っていた折り合いは上手くいったと思います。落ち着いていました。3コーナーから脚を取られて前が離れてしまい、4コーナーのエンジンがかかったところでは進路がなくなり、チグハグになってしまいました」

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