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阪神8Rの第26回阪神スプリングジャンプ(障害4歳以上・J・GII・芝3900m)は1番人気マイネルグロン(石神深一騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分23秒9(良)。7馬身差の2着に5番人気エコロデュエル、さらに6馬身差の3着に2番人気ロックユーが入った。

マイネルグロンは美浦・青木孝文厩舎の6歳牡馬で、父ゴールドシップ、母マイネヌーヴェル(母の父ブライアンズタイム)。通算成績は22戦6勝。

レース後のコメント
1着 マイネルグロン(石神深一騎手)
「中山大障害より折り合いで我慢できていました。仕上がりは気になるようなところはなく、不安なく競馬ができました。アクシデントだけ気をつけて、普通に回ってくれば勝てるだろうと思っていました。ケガをさせないように細心の注意を図っています。自分自身、障害レースでは、馬に負担をかけないよう、ゴール後はすぐに馬を止めるようにしているのですが、この馬はゴールをわかっているのか、すぐに止まっていました。連勝してスターと呼ばれる馬になっていってほしいと思います」

(青木孝文調教師)
「しっかり体調を整えてレースに送り出すのが厩舎の仕事で、レースはジョッキーに任せていました。体調の良さがレースに出たと思います。一戦一戦無事にというだけです。この先も気を抜かずにいきたいです。今日はあくまでステップでしたし、中山グランドジャンプでもいい競馬をしたいと思います」

2着 エコロデュエル(草野太郎騎手)
「阪神コースでは前回失敗していていましたが、賢い馬で、馬がネガティブなイメージを持っていたようで、返し馬やゲート裏では落ち着きがない感じでした。それでも障害を飛びながら押し上げることができましたし、阪神コースへのネガティブなイメージは払拭できたのではないかと思います。勝った馬は強かったですが、逆転できるように頑張ります」

3着 ロックユー(西谷誠騎手)
「前哨戦としては内容は良かったと思います。ハナに行くかどうかはゲートを出てから決めようと思っていて、他に速い馬もいたので、下げて競馬をしました。流れが遅くても我慢できましたし、ゴーサインにもスッと反応してくれました。状態としては七分ぐらいで、どんなものかと思いましたが、我慢できたことが次に生きてくればと思います」

4着 ニシノデイジー(五十嵐雄祐騎手)
「今日は落ち着いていました。ゲートも落ち着いて出ることができましたし、ペースがそれほど速くなかったなかで、前半から折り合いがつきました。襷コースのあたりから主導権を取る形になって、レースの後半の後半ではついていけなくなりましたが、内容は悪くなかったと思います。斤量も背負っていましたし、今日のリラックスした様子には好感を持ちました。いい面が出てきたと思います」

5着 トライフォーリアル(中村将之騎手)
「初めて騎乗しましたが、勝負どころで少しモタつくようなところがあり、休み明けという感じでした。重賞でも2着や3着に来ているように力はありますし、ひと叩きした次はいいところがあると思います」

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