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3月2日(土)に阪神競馬場で行われる第31回チューリップ賞(GII)に出走を予定しているガルサブランカ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)について、追い切り後の阿部孝紀調教助手のコメントは以下の通り。

(前走のベゴニア賞2着は)ペース的にもスローになって、折り合いを欠いて苦労しました。その分、最後は伸びきれませんでした。しかし能力は感じました。

(今回は初めての右回りとなるが)特にその点に関して癖は無さそうです。

(兄イクイノックスと対比されることについて)正直そこまで似てはいません。乗り味や馬の動き出しなどは似ているのか、というところはありますが、(兄は)あれだけ偉大なので比較するのはかわいそうです。それでも、この馬自身は良いものを持っています。

(現状でこの馬の持ち味は)キズナ産駒の牝馬としては大人しく操縦性も高いです。

(一週前追い切りについて)栗東トレセンに入って、長めから速いラップで行こうと思っていましたが、その通りにならず、ラストに重点を置いてやりました。

(最終追い切りは)今日の動きとしては良かったです。満足のいく内容でした。

(抱負を)兄があれだけ偉大ですから、比較されることはかわいそうですが、この馬もいい馬です。応援よろしくお願いします。

(取材:檜川彰人)

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