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中山11Rの第98回中山記念(4歳以上GII・芝1800m)は7番人気マテンロウスカイ(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分48秒1(稍重)。2馬身差の2着に10番人気ドーブネ、さらにクビ差の3着に4番人気ジオグリフが入った。

マテンロウスカイは栗東・松永幹夫厩舎の5歳セン馬で、父モーリス、母レッドラヴィータ(母の父スペシャルウィーク)。通算成績は17戦5勝。

レース後のコメント
1着 マテンロウスカイ(横山典弘騎手)
「ある程度展開が読めましたから、狙っていた通りのポジションを取れて、上手に走ってくれました。(ペースは)全然速いとは感じませんでしたし、良いリズムでした。あまり切れるタイプではないので、直線に向いたらすぐにゴーサインを出す感じでしたが、よく動いてくれました。前走は休み明けの分、伸びあぐねましたが、一回使って今日は伸びが良かったです。去勢するなど気性的に荒いところがあったのですが、だいぶ丸くなってきましたので、これから本当に頑張ってもらいたいと思います」

1着 マテンロウスカイ(松永幹夫調教師)
「スタートも決まって良い位置で競馬をしているな、と見ていました。馬場がこんなに重い状態で、流れも速く感じたので、どうかと思いましたが、4コーナーを回る時の手応えが良かったので、ひょっとしたら、と思っていました。去勢して、去年の秋から状態も良くなっています。ただ、東京新聞杯の内容がもう一つだったので、今日の1着はスカッとしました。1度使って馬が良くなっていたのかも知れません。(この後は?)いろいろな距離、コースの選択がありますが、阪神で1度暴走した事もありますし、ゆっくりと考えたいと思います」

2着 ドーブネ(吉田隼人騎手)
「内の馬が速くて、ハナに立つまで時間がかかりましたが、オーバーペースにもならず、良いリズムで行けました。ラチ沿いの綺麗な馬場を走れましたが、もう少しパンパンの馬場が良かったです。賞金を加算できましたし、次も頑張ってほしいです」

3着 ジオグリフ(戸崎圭太騎手)
「馬の具合は良さそうでした。こんな馬場でもスイスイ走っていましたが、最後は脚色がにぶりました。よく頑張っています」

4着 ソールオリエンス(田辺裕信騎手)
「追走が少し忙しかったです。直線で外に出したら脚を使ってくれましたが、馬場が緩くて、前が残る展開でした。今日のレースが次の刺激になればと思います」

5着 マイネルクリソーラ(津村明秀騎手)
「ゲートの後ろにもたれて、出負けしました。それでも良いリズムで運べました。3コーナーから渋くなって、置かれましたが、直線では凄く良い脚を使ってくれました」

7着 エルトンバローズ(西村淳也騎手)
「この馬には厳しい馬場でした。終始のめっていました。こんなに負ける馬ではありません。良い馬場で巻き返したいです」

11着 ヒシイグアス(R.キング騎手)
「馬場に泣かされました。馬場のましな所は走るのですが、悪くなっていくと空回りしていました」

12着 ソーヴァリアント(武豊騎手)
「4コーナーまでは手応えが良かったのですが、直線に向くとバッタリでした。道中に力んだ分最後に響いたようです」

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