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川島信二騎手(栗東・フリー)は、本日の阪神8レース(ピジョンブラッド・9着)が最後の騎乗となった。なお、同騎手は引退後、庄野靖志厩舎で調教助手となる予定。最終騎乗を終えてのコメントは以下の通り。

「小学生の時に競馬を観て、ナリタブライアンの強さに憧れ、それから騎手に目線が向くようになりました。四位洋文元騎手(現調教師)の美しい騎乗フォームに憧れて、騎手になりたいと誓い、騎手になりました。先輩を追い越す気持ちでやってきましたが、先輩の技術は高かったですし、後輩に負けないようにと思ってやってきましたが、後輩達も上手いですから、その中で自分なりに馬に対するアプローチをやってくることができました。
ファンの皆様の声援があったからこそ、僕も騎手を続けてくることができました。コロナ禍の際、ファンの皆様が競馬場にいなかった時に淡々と競馬をしているのが、正直面白くはなかったです。競馬をしていて、こんなにも胸が熱くなることがないのか、とも思いました。コロナ禍が落ち着いた後、ファンの皆様が競馬場に帰ってきてくれました。皆様の声援が本当に幸せなのだと改めて感じました。
ファンの皆様のお陰で、私もここまでやってくることができたと思っています。これからは、先輩、後輩たちでレースを盛り上げてもらいたいと思います。今までありがとうございました」

(JRA発表による)

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