阪神9Rのすみれステークス(3歳オープン・リステッド・芝2200m)は7番人気サンライズアース(M.デムーロ騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分12秒0(良)。1馬身半差の2着に3番人気ジューンテイク、さらに3馬身差の3着に1番人気メリオーレムが入った。
サンライズアースは栗東・石坂公一厩舎の3歳牡馬で、父レイデオロ、母シャンドランジュ(母の父マンハッタンカフェ)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着 サンライズアース(M.デムーロ騎手)
「強い馬です。能力が高いです。ただ、力がありすぎて、幼いところもあります。初戦で引っ掛かるところがあり、今回はスタートから出していきたくありませんでしたので、馬なりで行きました。向正面で思ったよりペースが流れておらず、脚もたまっていましたし、初戦は逃げ切っていましたので、同じように先頭に立つプランで進めました。先頭に立ってからは折り合って、元気を出して、持ったまま直線に入ることができました。最後まで頑張っていました。スタミナがあり、パワーもあります」
2着 ジューンテイク(岩田望来騎手)
「ゲートをあまり出られないのは想定内でした。ペースが速いかと思ったのですが、途中から動いた馬が勝ったぐらいですし、結果的に動いていけば良かったです。ただ、こういう競馬もしてみたかったので、今日出来たのは収穫でした。4コーナーで勢いがつきすぎて、他の馬に迷惑をかけてしまったことは反省していますが、成長を感じられるレースでした。距離は長くなってもいいのではないかと思います」
3着 メリオーレム(西村淳也騎手)
「最後は内にモタれていました。結果を出せずに申し訳ないです」
4着 ジンセイ(武豊騎手)
「いい展開かと思いましたが、追ってから切れる脚が使えませんでした」
5着 カーメルタザイト(北村友一騎手)
「2200mに距離が延びて、リズム良く走れましたが、成長途上の段階であると思います。スピードアップした時のギアチェンジが上手になればと思います」