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2月22日(木)佐賀競馬場(雨、不良)で行われた3歳馬による九州産馬限定の重賞、第28回JRA交流たんぽぽ賞(1400m、11頭)は、ゲートでダッシュがつかず、序盤は後方追走となった2番人気のコウユーカメサンヨ(石川倭騎手)が、向正面で徐々にポジションを押し上げ、4コーナーカーブで大外を回って一気に先頭、4馬身差の圧勝を飾った。勝ち時計は1分28秒3、2着に4番人気のアイタカが入り、さらに6馬身離れた3着には、地元佐賀の8番人気カシノルーカスが続いた。3番人気のユメカウナウケンは6着、1番人気のアベベは9着に終わった。なおカシノディーバは競走から除外となった。

勝ったコウユーカメサンヨは父スクワートルスクワート、母ユニティ(その父ワイルドラッシュ)の牡3歳栗毛馬、栗東・斉藤崇史厩舎の管理馬。通算成績8戦2勝、前走に続いて佐賀の地で連勝、重賞制覇を飾った。

レース後の関係者のコメント 

1着コウユーカメサンヨ(石川倭騎手)
「しっかり勝てて良かったです。1馬身ほど出遅れましたが、想定内と言いますか、あまりレースの事は考えず、馬のリズムで運びました。道中は余裕のある、リラックスした良い走りをしていました。外に持ち出してからは良いトビで走っていたので、自信を持って追い出せました。前走乗った時よりもすごく走りが良かったので、まだまだ成長すると感じましたし、JRAに戻っても良い走りをしてほしいです」

2着アイタカ(丸山元気騎手)
「軽い馬場で返し馬から良い感じでした。道中も手応えは良かったですし、最後まで頑張ってくれたと思います」

3着カシノルーカス(川島拓騎手)
「ゲートもすんなり出てくれて良い位置につけられましたし、ペース的にもこの馬にはちょうど良い流れでした。最後は甘くなってしまいましたが、良い走りができたと思います」

5着エイシンチョンパ(山口勲騎手)
「スタートは良かったのでテンから行って、道中も余力はあったのですが、この水が浮く軽い馬場が合わない感じで、最後は甘くなってしまいました」

6着ユメカナウケン(幸英明騎手)
「ダートだと芝よりも進みがもう一つでしたし、馬場が軽かった分、力が乗り切れていない感じでした。芝の方が良さそうですね」

(取材:檜川彰人、取材協力:うまかつ.net)

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