25日（日）に阪神競馬場で行われる阪急杯（GIII）に出走予定のウインマーベル（牡5、美浦・深山雅史厩舎）について、追い切り後の深山雅史調教師のコメントは以下の通り。

「これまで馬場とかスタート、枠順など、いろいろ噛み合わないところがありましたが、前走（阪神カップ）は全てが噛み合った感じで、調教の動きも良かったので、結果を出せて良かったという思いです。

（今回は）輸送を控えて、先週にある程度強いところをやりたいと思っていました。以前より時計が出せるようになったところもありますが、競馬に向けて順調に仕上げてこられたという印象です。今週は、先週びっしりやったことと、阪神への輸送も控えていますので、そこまで無理しないつもりでいたのですが、それでも（5ハロン）67秒台の良い時計で上がってきました。馬の気合というか、気持ちの面でも、競馬に向けてある程度仕上げることができたのかなと思います。（輸送を控えて気を付けることは）体重が減ることもあるかと思うので、美浦にいる時点でどの程度絞るか、維持するかは気を遣いながらやる面はあると思います。

前回と同じ舞台ですし、ここでもしっかり結果を出して、またもっと大きなところを目指せるような競馬になればと思います」

（取材：山本直）