東京９Ｒのゆりかもめ賞(３歳１勝クラス・芝２４００ｍ）は２番人気ウインマクシマム（松岡正海騎手）が勝利した。勝ちタイムは２分２６秒９（良）。２馬身半差の２着に３番人気クラッシファイド、さらに半馬身差の３着に５番人気ジンセイが入った。

ウインマクシマムは美浦・畠山吉宏厩舎の３歳牡馬で、父キタサンブラック、母コスモアクセス（母の父ロージズインメイ）。通算成績は５戦２勝。

レース後のコメント
１着　ウインマクシマム（松岡正海騎手）
「引っかかってしまいました。前走で接触したりして、（気性的な意味で）燃えやすくなっています。中間は単走で仕上がったと思ったのですが、競馬に行くと（掛かる面が）課題になりますね。折り合えば追わずに勝てるくらいの馬で、能力で押し切ってくれました。距離が延びても大丈夫です」

２着　クラッシファイド（Ｃ．ルメール騎手）
「競馬は２回目、まだ甘いですが、よく頑張りました。長い距離でタフな経験をしていけば、良い馬になると思います。勝った馬のレベルは良いものがあると思います。（この馬も）楽しみです」

３着　ジンセイ（坂井瑠星騎手）
「勝ち馬を見ながらスムーズに運べました。昇級戦を考えれば、よく頑張っています」

４着　サンライズソレイユ（横山武史騎手）
「芝もダートもこなす走りをしています。もっと雨が降ってパワーがいきる馬場ならもっと良かったです。跳びも背中も良い馬ですが、まだトモが弱くてノメって走るので、起きて収縮ができるようになれば、もっと良いと思います」

７着　アドミラルシップ（戸崎圭太騎手）
「特に問題はなく、良い感じで走れて、前が残る流れになり、あとは伸びるだけだと思ったのですが......。後ろの馬にも交わされていますし、新馬戦からの変わり身がもう少し欲しい感じです」