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2月4日(日)に東京競馬場で行われる第74回東京新聞杯(GIII)に出走を予定しているジャスティンカフェ(牡6、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後の安田翔伍調教師のコメントは以下の通り。

「前走のマイルチャンピオンシップは、3着という結果にはもちろん悔しさもあるのですが、素晴らしいメンバーの中で、それまで経験してきたことをしっかり発揮できた走りだったのではないかと思います。加速が速すぎる馬で、うまく前が開きすぎてしまったというか、ジョッキーも考慮して乗ってくれていましたが、追い出しをギリギリまで我慢させたい馬にとってはスムーズすぎた感じでした。毎日王冠の結果で評価も下がっていましたが、感触としては十分やれるのではないかという手応えを持って送り出しましたので、思っていたような走りは見せてくれたように思います。

明け6歳になって、今まで学習してきたことも含め、馬体的にも今年が一番力を発揮できる時期なのかなと思います。道中のリズムを乱さずに直線を迎えればしっかりいい脚を使ってくれるところが魅力です。

もともと、ナーバスではないですが、女の子のような性格で、放牧から帰ってきても少し体が増えているぐらいでしたが、去年のマイルチャンピオンシップの頃から少しずつフックラするようになって、今回は今までにないくらい大幅に体が増えて放牧から帰ってきてくれました。馬体の変化としてはプラスにとらえていいと思いますが、このレースを目指すにあたってはちょっと重苦しさがしぐさに出ていましたので、一週前はある程度強い負荷をかけないと間に合わないというぐらいの感触でした。なので、坂路で強い追い切りをしました。まだエキサイトするところはあって、精神面を考慮せずに調整してしまうとスイッチが入ってしまいますので、そこも考えながらやっていました。

最終追い切りは、今までだと、当該週はCWで6ハロン85秒から86秒で終いだけ少し伸ばすという程度だったのですが、この中間の感じではそれだと負荷が足りないと思いながら、刺激を与えすぎてエキサイトする精神状態が残るのも良くないということで、全体的にペースを上げながら、最後は解放せずに抱えたままという負荷のかけ方で、坂井瑠星騎手に乗ってもらいました。求めている調教はできました。あとは、木曜日・金曜日で、追い切った後の変化も見つつ、気持ちをなだめていければと思っています。

何とか木曜日・金曜日・土曜日と上手に過ごして、日曜日、いい状態で迎えたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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