東京１０Ｒのクロッカスステークス（３歳オープン・リステッド・芝１４００ｍ）は２番人気ロジリオン（三浦皇成騎手）が勝利した。勝ちタイムは１分２０秒９（良）。アタマ差の２着に４番人気オーキッドロマンス、さらにクビ差の３着に３番人気エリカカリーナが入った。

ロジリオンは美浦・古賀慎明厩舎の３歳牡馬で、父リオンディーズ、母ビービーバーレル（母の父パイロ）。通算成績は５戦２勝。

レース後のコメント
１着　ロジリオン（三浦皇成騎手）
「体が増えて余裕がありましたが、今日はパドックで２人曳き、多少イライラしていましたが、返し馬を終えて落ち着きました。レースは展開から何から何までバッチリでした。距離は延びて良さそうですし、最後はソラをつかっていましたから、まだ余裕があると思います」

（古賀慎明調教師）
「賞金を加算できた事が何よりで安心しましたし、馬の様子を見ながら行きたいと思います。本番（ＮＨＫマイルカップ）の前にどこか前哨戦を使うかどうかになります。道中を見ていても、幼いところがあって伸びしろのある馬です。それでも直線弾けてくれましたし、決めてくれた事は良かったです」

２着　オーキッドロマンス（内田博幸騎手）
「頑張って走っていますが、相手は切れ味があります。直線に入ったところから流して良いタイミングだと思ったのですが。それでも最後に盛り返してくれましたし、これからまだ力をつけてくれると思います。何とかしたいですし、次に期待します」

３着　エリカカリーナ（戸崎圭太騎手）
「良い感じで走れていましたし、上手に走ってくれたかなと思います」

４着　エイムフォーエース（本田正重騎手）
「内にこだわろうとは思っていましたが、開幕週でここまで来られるとは、走りましたね。直線がスムーズだったら、もう少し際どくなったと思います。前走で芝を１回使ってペースに慣れたのかなと思います」

５着　ダノンマッキンリー（Ｃ．ルメール騎手）
「道中、冷静に走れません。また呼吸をしないので、直線に入ると苦しくなって伸びる事ができません。返し馬では落ち着いていて良かったと思いましたが、レースに行くと乗りづらいところがあります」