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中山11Rの第64回京成杯(3歳GIII・芝2000m)は5番人気ダノンデサイル(横山典弘騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒5(良)。3/4馬身差の2着に2番人気アーバンシック、さらにクビ差の3着に10番人気コスモブッドレアが入った。

ダノンデサイルは栗東・安田翔伍厩舎の3歳牡馬で、父エピファネイア、母トップデサイル(母の父Congrats)。通算成績は4戦2勝。

レース後のコメント
1着 ダノンデサイル(横山典弘騎手)
「最後はいい伸びでしたね。道中はいつも通り、馬のリズムを大事にして乗りました。オーナーサイドから、僕と安田翔伍調教師に自由にやらせてもらっているので、馬はそれに応えてのびのびと良くなっています。(中山のコーナー4回は)あまり向いているとは思いませんが、今日はいいポジションでリラックスして走れて、不利のないようにいいところでスパートして馬のリズムで伸びていけたのでよかったです。まだまだこれからです。頑張ってもらいたいです」

1着 ダノンデサイル(安田翔伍調教師)
「一走ごとに装鞍、返し馬、レースと良い成長をしていっていると思います。(今日は)勝ち負けがどうなるか分かりませんでしたが、脚を使ってゴールしてほしいと思っていて、それで何着になるか、勝てたらうれしいと思っていました。(今後は)クラシックを目指すと思いますが、当初は完成するのが来年になるつもりだったくらいの馬で、邪魔をしないようにやっていきたいです。クラシックに対して憧れはありますが、その先を目指していける馬だと思っています」

2着 アーバンシック(横山武史騎手)
「癖のある馬でスタートももう一つでした。馬のリズムを崩したくなかったので、中途半端に出していきませんでした。途中から良い感じで上がっていきましたが、勝負どころで内にもたれて、最後はその分の差だと思います」

5着 ニシノフィアンス(三浦皇成騎手)
「初戦はハナに行って勝ってくれましたが、先々も考えて今日のような競馬(好位4番手)になりました。これから良くなっていくと思います」

7着 バードウォッチャー(C.ルメール騎手)
「まだ甘いです。プラス10キロ、重たかったです」

9着 ドゥレイクパセージ(R.キング騎手)
「良いスタートを切ってリズム良く走ってくれました。最後は瞬発力の差で負けてしまいました」

11着 レイデラルース(石橋脩騎手)
「ある程度前へ行ってくれ、という指示でしたが、他の馬も速かったですし、出して行くと行きたがってしまうので、この馬の形に持って行く事が出来ませんでした」

12着 ジュンゴールド(坂井瑠星騎手)
「勝ち馬マークでポジションを取りに行きました。全体的に少し力みがありました。その分、直線を向いて脚色が鈍くなりました。これが、この馬の能力ではないので、立て直して頑張りたいと思います」

14着 グローリーアテイン(戸崎圭太騎手)
「返し馬から気合い乗りが心配でした。前半もムキになって走っていました。緩い馬場も向かなかったです」

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