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1月14日(日)に京都競馬場で行われる第71回日経新春杯(GII)に出走を予定しているサヴォーナ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)について、騎乗予定の池添謙一騎手のコメントは以下の通り。

「去年の秋の神戸新聞杯は、いいポジションで競馬を進めることができましたし、先頭に立つシーンもあったのですが、あと一歩のところで勝ち馬に差されてしまいました。それでも、夏を経て、すごく成長した部分を感じることができましたし、すごくレース振りも良かったですし、力をつけていってくれていると感じたレースでした。

菊花賞は、神戸新聞杯とコースの形状が違いますし、ゲートが速い方ではなく、一歩目があまり速くないので、最初のポジション取りが大事になってくるだろうと思っていたのですが、スタートもあまり速くなかったですし、スタートして最初のコーナーまでが短いこともあり、ポジション争いをする中でうまく流れに乗れなかったというか、後方からのレースになりました。向正面でペースが落ち着いて、あまり速くないと感じたので、少し向正面から動いていく形になりましたが、そこから渋太く脚を使ってくれていますし、長く脚を使ってくれて、掲示板に乗ることができました。もう少しスムーズに流れに乗って、ポジションをしっかり取ることができれば、もっと上位争いが出来たのではないかと思いますし、力をつけていると思えるレースだったと思います。

体は大きな馬なのですが、まだ少し華奢な部分があって、去年の春の時点で、活躍できるのは来年になってからかと思っていたのですが、思ったよりも成長曲線が良くて、秋からいいレースを見せてくれました。今年は長距離路線で活躍してほしいと思っている馬なので、今回はすごく楽しみにしています。乗りやすさもありますし、長くいい脚を使えるというところも、この馬の長所だと思います。

年明けの京都競馬場のレースを見て、開幕初日から少し馬場が緩そうだと感じましたし、芝が飛んでいるのも映像を見て感じました。そのあたりは今週の土日でしっかり把握して臨まなければいけないと思っています。この馬にとっては、京都の2400mは最初のコーナーまで距離がありますので、そこでしっかりポジションを取ってレースを進めていきたいと思っています。緩い馬場も、ある程度なら大丈夫ではないかと感じています。

今年、長距離路線で飛躍してほしい馬だと思っていますし、その大事な初戦ですので、しっかりいい結果を出して、今後に向けて頑張っていきたいと思っています」

(取材:三浦拓実)

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