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8日(祝・月)、佐賀競馬場(晴・稍重)で行われた地方全国交流の重賞、第3回ゴールドスプリント(ダート1300m)は、地元佐賀の3番人気リーチ(石川倭騎手)が勝利した。道中は後方を追走し、3コーナー過ぎに一気にスパートして直線で前をとらえた。勝ちタイムは1分21秒6。1馬身差の2着は2番人気ロンドンテソーロ(佐賀)、1番人気のティアラフォーカス(大井)はさらに2馬身半差の3着だった。

リーチは父グランプリボス、母スイートローレライ(母の父Rahy)の6歳牡馬。佐賀・真島正徳調教師の管理馬。通算成績37戦8勝、重賞は2歳時の鎌倉記念以来、3年3ヶ月ぶりの3勝目となった。佐賀移籍後は2戦2勝で、真島正徳調教師はこの勝利で開業以来の通算100勝を達成した。

レース後の関係者のコメント

1着 リーチ(石川倭騎手)
「人気になっていたので勝つ気でいましたし、調教から携わらせていただいていたので、結果を出したいという気持ちでした。自信のある仕上げでしたし、門別の頃からこの馬のことを熟知しているつもりだったので、良いコンディションだと思いながらレースに臨みました。後方から、最後の脚を生かすような競馬ができればと思っていたので、予定通りでした。外が伸びる傾向だったので自信を持って外に出しましたし、前を捉えられる感じで直線を向いたので、落ち着いて乗れたと思います。
(この馬の良さは)安定した走りができる、体質の強さがいいところだと思います。寒い中たくさんのご来場ありがとうございます。これからもリーチを応援してください」

2着 ロンドンテソーロ(山下裕貴騎手)
「予定通りに2番手で流れに乗れましたし、展開的にも良かったですね。3コーナーから4コーナーで後続の馬たちに一気に来られて、仕掛けが早くなってしまいました。直線入口までタメて行けていれば最後まで頑張ってくれたと思います。

3着 ティアラフォーカス(和田譲治騎手)
「ゲートは大人しかったのですが、遅れてしまいました。それでも、二の脚で好位で流れには乗れました。3コーナーから4コーナーで外に出したかったのですが、スペースが無くて内を回る形になってしまい、直線は伸びを欠いて差されてしまいました。残念です」

4着 インペリシャブル(山口勲騎手)
「去年乗った時に比べると出脚も今ひとつでしたし、少し覇気がなかったですね。3コーナーから4コーナーではひと伸びしてくれましたが...。復帰して2戦目でしたし、もう一叩きあったら違っていたかもしれません」

5着 キングキャヴィア(出水拓人騎手)
「これまでと状態は変わらなかったですし、伸びも悪くなかったです。相手が揃っていましたが、この馬の競馬はできましたし、頑張ってくれたと思います」

(取材協力:うまかつ.net)

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