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11月26日(日)に東京競馬場で行われる第43回ジャパンカップ(GI)に出走を予定しているフランスのイレジン(せん6歳)について、共同記者会見でのジャンピエール・ゴーヴァン調教師のコメントは以下の通り。

(イレジンの調教について。出国前にどのくらい仕上げたか、来日後の調整について)
「フォワ賞は100パーセントの状態で出ることができました。高速馬場で、また非常に暑い中でしたが、いいパフォーマンスが出せたと思います。その次、前走のコンセイユドパリ賞までの調整は軽くしました。そうすることによってコンディションがどんどん上がっていったように感じます。前走で良い成果を出すことができ、このような調教をすればジャパンCに100パーセントで臨めると感じたので、そのことを念頭に置いて、本国ではそのような調教を日本に来るまでにフランスで行いました。軽めの調教ではありましたが、定期的に調教してきた状況です。フランス出国前は完璧な状態で、非常に良いコンディションでした。

輸送はあまり得意ではないのですが、長距離輸送をこなすことができました。当初、シャルル・ド・ゴール空港からエールフランスで輸送する予定でしたが、フライトがキャンセルとなり、馬運車での移動が長くなり馬には負担となりました。結局、フランクフルトから13時間のフライトとなり、成田に着いてからの待ち時間や東京競馬場への馬運車の輸送も含め、全部で36時間かかりました。

イレジンは非常に落ち着いた馬です。今回、マルカンという帯同馬がいます。彼の帯同は必要不可欠でした。輸送中に帯同馬がいるというのも重要ですし、調教時にはリーダーホースとして私自身も乗りました。

来日後の調整は軽めです。到着して2日目は厩舎周りの軽い運動にとどめました。月曜日に、この馬がよく発症する筋炎になったことがわかったため、軽めの調整でした。長距離輸送や、新しい環境にストレスを感じたということがありました。私自身心配しましたが、必要な対処を行いました。地下馬道を通るというのはフランスの馬は慣れていないので、人が曳いて通るなど、東京競馬場の環境に合った形で調教を進めています。JRAの獣医の方にも、筋炎の問題を解決すべく、さまざまな対処をしていただきました。レース当日には全て問題なく解決するだろうと考えています。

毎日調整していますが、非常に状態はいいです。ゲート試験も順調に進みました。調教は軽めに行っています。今朝もさらに良くなっていることを感じました。フランス出国前と同じような状態になっています。私達と同じく、イレジンも東京に来たことを喜んでいるようです」

(芝2400メートルがベストと考えるか。東京競馬場の芝コースへの適性は)
「2400メートルはイレジンにとって理想的な距離だといえます。3100メートルのロワイヤルオーク賞は不良馬場で制しました。またガネー賞は2100メートルという距離です。こうしたG1を制しているように、いろいろな距離に対応できる馬です。2400メートルは2100メートルよりさらにいいと考えています。この馬は最後に追い込むタイプで、距離というより馬場状態を気にしています。ある程度いろいろな馬場状態に対応できると思っていますが、最も得意とする、他の馬があまり好まない重馬場では力を発揮します。レース展開や馬場状態がどうなるかだと思います」

(枠順について)
「私としては、フルゲートであれば中央の7番から10番あたりを引ければと考えています。後方待機の馬ですから、枠順によってレースが決まるというわけではないのですが、中央部の枠順であればと思います。あとは馬場状態が重要になってくると思います」

(イクイノックスやリバティアイランドなどのライバルについて)
「競走馬を連れて来てジャパンCに参戦していますので、もちろん勝ちたいという希望は持っています。しかし、日曜日の天気を考えると、馬場状態はこの2頭に有利になる気がします。この2頭に勝つのは難しいかもしれませんが、もし勝てれば素晴らしいですし、私たちは勝つためにこのレースに参戦しています」

(取材:小塚歩)

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