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11月12日(日)に京都競馬場で行われる第48回エリザベス女王杯(GI)に出走を予定しているジェラルディーナ(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)について、追い切り後の斉藤崇史調教師のコメントは以下の通り。

「オールカマーを使ってエリザベス女王杯というのは去年と同じローテーションですし、ここまで順調に馬は良くなってきてくれていますので、あとは競馬の日を待つだけと思っています。

前走のオールカマーは、去年は前目につけて勝つことが出来たのですが、去年に比べて少しズブさを見せるようになってきていますし、あの位置からの競馬だと中山ではあれぐらいが精一杯だったのではないかという感じに見えました。年齢も重ねて、気性も落ち着いてのんびりしてきたのはいいのですが、ちょっと競馬に行って前目につけられなくなってきているように思っています。外々を回る形になりましたが、最後まであきらめずにしっかり伸びてきてくれていましたし、レースをやめてしまうのが一番嫌でしたので、今回に向けては悪くはなかったように思います。

オールカマーの後はすぐに放牧に出して、予定通り、エリザベス女王杯に合わせて栗東に戻してきました。去年と特に変わった感じはありません。馬の雰囲気は良いですし、気になるところもありませんでしたので、二週前、一週前とも、結構いい時計で走れたのではないかと思っていますし、動きもしっかりしてきたという印象でした。

一週前の追い切りは、道中の折り合いの部分も良かったですし、終いもしっかり体が動いて、大きく使えていましたので、いい形で一週前追い切りを終えられたと感じました。

木曜日の最終追い切りは、普段は単走ばかりなのですが、競馬に向けて併せ馬をしながら気持ちも乗せていくという意味で、ジェラルディーナが前へ行って後ろから追いかけてもらうという形でやりました。先週も先々週もしっかりやれていますので、あまり速くなりすぎないようにだけ気をつけてやってもらいました。ゆったり入れましたし、直線を向いてからも、後ろの馬が来て自分からしっかりハミを取れている感じで、ちょっとエンジンのかかりが遅い部分はありますが、しっかり体は動いていましたので、いい形で終えることができたと思っています。

普段からもう少し併せ馬をしながら調整したいのですが、ちょっと張り切りすぎてしまうところがありますので、単走でやってきました。今回は、気持ちを入れながら競馬に向かいたいという部分もあります。一度レースを使って確実に上向いているという感じはしますし、この時季も合うのか、毛づやも去年のようにいい形で向かえそうですし、本当に万全の態勢なのではないかと思います。

木曜日に追い切りを行っているのは、今年の年明けぐらいから、全休明けに普通に調教をするとスクむようなところが出てきてしまいましたので、全休明け(火曜日)は軽く乗って、水曜日に普通に乗って、木曜日に追い切りという形にしています。

今年は京都で、阪神との大きな違いは3コーナーから4コーナーの下り坂ではないかと思いますが、バランスのしっかりした馬ですので、そのあたりも苦にはしないのではないかと思いますし、ちょっと3コーナーから4コーナーでズブくなる部分を見せる時もありますので、下り坂を上手く利用出来たらもう少しいいのではないかという気もします。あとはやってみないと、というところでしょうか。

3歳の強い馬も出てきますし、うかうかしていられないとは思っていますが、あとはこの馬の競馬をするだけだと思っていますので、それに向けてはいい形でここまで調整出来たのではないかと思っています。

(ヴィルシーナの娘・ディヴィーナとの対決について)まわりの人から見ると面白いのだろうと思いますが、(ジェラルディーナの母馬の)ジェンティルドンナも石坂調教師のところにいた馬ですし、あまり直接関わっていませんので、何とも言えないところですが、そういうところも含めて皆さんに楽しんでもらえたらと思います。

当日にテンションも上がりやすい馬ですし、いつもああいう感じなので、それほど気にしなくてもいいかなとは思いますが、当日のテンションと、ゲートの中と、どういう形でスタートを切ることができるかと、そのあたりがポイントになるのではないかと思っています。去年は重賞を勝ったばかりで勢いに乗ってという感じでしたが、今年はGI馬として、唯一のGI馬として参戦するわけですし、少しそういう部分では違った面があるのかもしれませんが、馬はいい状態で来ることができましたし、あとはこの馬の競馬をしてくれたら結果は出てくるのではないかと思いますので、それだけです。

今年、ここまでまだひとつも勝てていないですが、だいぶ良くなってきて、復調してきたと思いますし、いい状態でこのレースに向かえるというのはすごくいいことだと思います。応援の手紙とかもたくさん頂いたりもしますので、そういう方たちの期待にも応えられるように、一生懸命、あと3日間やっていきますので、ぜひ応援してもらえたらと思っています」

(取材:三浦拓実)

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