11月12日（日）に京都競馬場で行われる第48回エリザベス女王杯（GI）に出走予定のライラック（牝4、美浦・相沢郁厩舎）について、追い切り後の相沢郁調教師のコメントは以下の通り。

（今朝の追い切りについて）
「石川裕紀人騎手の未勝利馬を後ろから追いかけて、相手の動きに合わせて追い切りました。先週速い時計が出ましたので、これぐらい（6ハロン83.0-67.0-11.4秒）の時計で良いと思います」

（騎乗した戸崎騎手からは、どんな言葉が）
「感触はすごく良いみたいで、褒めていました」

（秋初戦の前走を振り返って）
「夏休みを終えて秋初戦でしたが、収穫のある良い内容だったと思います。府中であの内容の競馬ができたというのは、次に繋がると思いました」

（折り合い面は？）
「それもそうですが、体も大きくなって、ゲートもちゃんと出ました。折り合って、最後もしっかりと脚を使っていましたので、良い内容だったと思います」

（プラス18キロは成長分ですか？）
「夏は体を増やすように、牧場にお願いしていました」

（戸崎騎手は、前走の馬の印象をどのように）
「すごく良くなっていると、褒めていました」

（昨年は2着でしたが）
「もちろん勝ちたいですから。去年は阪神でしたが、今年は京都の外周りコースですし、この馬には合っていると思います」

（枠順などの注文は？）
「特にないです。そんなに前へ行く馬ではないですから」

（相手関係については？）
「牝馬同士でしたら、良い結果が出るような気がします」

（天気などは？）
「雨はあんまり苦にしない馬なので、どちらでも大丈夫だと思います」

（前走でだいぶ自信を深めた感じですか？）
「4歳になって体も充実して、精神的にも落ち着いてきましたので、そんなに崩れないのではないかな、という気がします。クラシックは駄目だったので何とかGIを一つ勝ちたいと思っていますので、応援して下さい」

（取材：木和田篤）