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中山11Rの第57回スプリンターズステークス(3歳以上GI・芝1200m)は3番人気ママコチャ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分08秒0(良)。ハナ差の2着に6番人気マッドクール、さらに1馬身差の3着に1番人気ナムラクレアが入った。

ママコチャは栗東・池江泰寿厩舎の4歳牝馬で、父クロフネ、母ブチコ(母の父キングカメハメハ)。通算成績は13戦6勝。

レース後のコメント
1着 ママコチャ(川田将雅騎手)
「最後は際どくなりましたので、なんとか粘ってくれ、と思いながら、無事に勝ち切ってくれました。周りの動きがどういう形になっていくか、ということだったのですが、この馬にとってはある程度良い形で進んでいたのではないかと思います。(レースは)乗っていなかったですが、レースを見ていてとても良い馬だと思ってはいたので、追い切りで乗ってこれなら十分チャンスがあるな、と思える背中をしていましたので、その通りの内容で勝ち切れたと思います。まだ重賞を勝ったことのない立場ではありましたけど、とても良い背中をして、そしてこうやって一気に頂点まで達しましたが、これから先も期待される馬だと思いますので、まだまだスプリントのレースをもっと覚えていければ、もっと良い形で走れるようになると思いますので、改善していけたら、という思いです」

(池江泰寿調教師)
「連覇を達成できて感無量です。川田騎手には、ゲートでの癖を伝えただけで、彼のことは信頼仕切っています。姉のソダシのイメージがあって、主に1400、1600mを使ってきましたが、1200mを早くに使っていれば、とうに重賞は勝っていたと思います。そして、マイルで我慢させた経験が今回に生きたと思います。そういう面では松山騎手に感謝しています。この馬は、スピードの持続性があり、頭の良い馬です。今後はオーナーと相談しますが、1200mだけでなく1400mも選択肢の一つに考えたいと思います」


2着 マッドクール(坂井瑠星騎手)
「着差が着差だけに悔しいです。スタートが決まって、勝つならこの競馬という感じでした。馬は力を出してくれました」

4着 ジャスパークローネ(団野大成騎手)
「苦しくなったところから踏ん張ってくれました。次に向けて良いレースはできたと思います」

5着 メイケイエール(池添謙一騎手)
「スタートは上に出る形であまり良くありませんでしたが、二の脚で乗っていくことができました。道中の折り合いも許容範囲でしたが、3コーナー過ぎに3着馬がぶつかってきそうになったので、そこで余分な力を使ってしまいました。そこがもったいなかったです。これまでは、自分から競馬を止めようとしていましたが、今日はストライドも大きく伸ばして、よく詰めてくれました」

8着 ピクシーナイト(戸崎圭太騎手)
「まずはスタートに気をつけて、良い感じにスタートを切ってクリアしてくれました。その後はレースの流れに乗れて、スムーズに走れました。正直なところ、良い頃だったら自然と良いところにつけられたと思いますが、道中はのめっていました。それでも、もう少し良くなる余地はあると思います」

10着 キミハクイーン(横山武史騎手)
「枠的に厳しかったです。いつも頑張り屋で、終いは伸びてくれます。返し馬から乗りやすいですし、言うことありません」

11着 エイシンスポッター(角田大河騎手)
「GIのペースにも慣れてくれて、いつも通りのポジションにつけられました。終いも良い脚を使えていました。また大きなところで頑張っていきたいです」

13着 オールアットワンス(石川裕紀人騎手)
「乗せていただいた中では具合が一番良かったです。これで通用しなかったら仕方がないと思っていました。しかし、ペースが違いますし、壁が大きかったです。最後も伸びあぐねてしまいました」

16着 モズメイメイ(武豊騎手)

「自分のレースはできました。しかし、ここでは相手が強かったです

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