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阪神11Rの第71回神戸新聞杯(3歳GII・芝2400m)は3番人気サトノグランツ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分23秒5(良)。アタマ差の2着に10番人気サヴォーナ、さらに半馬身差の3着に2番人気ファントムシーフが入った。

サトノグランツは栗東・友道康夫厩舎の3歳牡馬で、父サトノダイヤモンド、母チェリーコレクト(母の父Oratorio)。通算成績は7戦4勝。

レース後のコメント
1着 サトノグランツ(川田将雅騎手)
「まずは返し馬ですね。とてもいい雰囲気で成長を感じる返し馬ができたので、そこから競馬をどうしていこうかというところで、こういう競馬を組み立てました。(成長について)表に出せるほど極端に変化したわけではありませんが、乗っている感触としてはいい雰囲気で、いい成長を遂げたなというところでした。道中は前を追いかけながらなんとかついていけるようにと、我慢をしたというよりはついていくのに必死でしたね。上がりもこれだけ速いなかで、一生懸命走り続けてなんとか追いついたというところです。これだけ全体時計が速い中でも、そういう競馬は得意ではないはずですが勝ち切れたのは春からの成長だと思います。一戦ごとに背中が良くなってきていますし、夏を越して良くなるなかで神戸新聞杯でこういう勝ち方ができましたので、まだまだこれからも成長してくれる馬だと感じています。順調にここまで来られていますので、あとは無事に本番を迎えることができればという思いです」

2着 サヴォーナ(池添謙一騎手)
「もともとスタートの一歩目が速くない馬で、今日もそれほど速くありませんでした。でも二の脚でスッと好位のポジションを取れました。正直ポジション的にはファントムシーフの後ろで絶好のポジションでしたし、流れもいい感じで行けたので、直線に向いた時にはバッチリと思い直線追い出しました。勝ったと思った瞬間、一歩で返された感じです。それでも一夏越して身体もしっかりしてきました。ただまだちょっと福島を使った後、間隔が空いているので緩さがあります。でもこれで良くなってくるでしょう。成長面では上積みの余地がまだまだあると思います。今日はあと一歩のところまで来てくれて、春クラシックを走っていた馬と対等のレースができたので、これからまた楽しみになったと思います」

3着 ファントムシーフ(武豊騎手)
「やりたいレースはできましたが、この馬には馬場が硬すぎるかもしれません。そこだけです」

4着 ロードデルレイ(坂井瑠星騎手)
「休み明けの前回よりは上積みを感じました。1コーナーから2コーナーで少し力むところがありましたが、向正面で落ち着いて、直線ではスムーズに外に出せました。一瞬、差し切る雰囲気がありましたが、さすがに上位は強かったです。ベストはもう少し短いところでもいいのかもしれません。これからの成長が楽しみな馬です」

5着 ハーツコンチェルト(松山弘平騎手)
「中団で流れに乗ることができて、脚も溜まりました。いい競馬はできましたが、思った以上に最後は脚を使えませんでした」

6着 スマートファントム(岩田望来騎手)
「まだゲートを上手に出ることができず、なかなかレースに参加できないところがあります。それでも、上がりの速い競馬で差してくることができました。この距離がベストではないかと思います。もっとゲートを出て、トモの張りが良くなってくれば、本格化して一線級とやれると思います」

7着 ショウナンバシット(M.デムーロ騎手)
「よく頑張りましたが、馬場を考えると展開が遅かったです。ジリジリ伸びましたが、よーいドンになりすぎました」

9着 サスツルギ(北村宏司騎手)
「スタートから流れに乗せたかったのですが、うまく乗っていけませんでした。後方から向正面で押し上げて直線に向きましたが、ラストは脚が鈍った感じで、差を詰め切れませんでした」

10着 シーズンリッチ(角田大河騎手)
「ペースが落ち着いて瞬発力勝負になり、この馬のスタミナを最大限生かすのが難しかったです」

11着 ナイトインロンドン(和田竜二騎手)
「とにかく具合は良く自分の競馬はできました。気が入り過ぎていたこともあったかもしれません。遊びが逆に無い感じです。この馬場ですから早目に動かさなくてはいけませんからね。先に(こちらが)止まったのはショックでした。課題が出たように感じます。まだまだ先のある馬ですからね」

13着 ビキニボーイ(松若風馬騎手)
「行き脚はつきませんでしたが、反応はしてくれていて、いっぱいいっぱい走ってくれています。今後の成長に期待したいと思います」

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