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 30日(日)に中京競馬場で行われる第44回高松宮記念(GI・芝1200m)に出走するハクサンムーン(牡5、栗東・西園正都厩舎)について、関係者のコメントは以下の通り。

●ハクサンムーンについて西園正都調教師
「今朝の追い切りにも一度使った効果が現れていましたし、動きも良かったですね。この馬は典型的な夏馬で、暖かくなってから力を発揮するタイプなので、例年に比べるとあと2週間くらい時間が欲しいなとも思いますが、GIに向けて仕上げてきました。前回の着順は逃げ馬なので、競られたらあのような結果になるのは仕方ない、と気持ちを切り替えて挑みたいですね。

 ハナに行きたい馬がたくさんいますが、この馬は自分の競馬をするだけです。前走も2ハロン目を10秒台で走ったような馬ですから、ハナは主張していきたいと思っています。内枠希望ではありますが、外枠であろうとハナにはこだわりたいですね。他の馬を怖がるところがあるので、控えると能力を発揮できませんから、ハナは主張したいと思います。

 今の中京は昔と違って坂も出来て、逃げ馬には苦しいかと思いますが、去年も3着に踏ん張ってくれましたから。(―週末の天気が気になりますが)正直、雨が降るのはマイナス材料ですね。強力なトモ脚がある訳ではないので、スピードを生かして、レコード決着になるくらいの馬場が理想ですが。

 泣きごとを言っている訳にはいきませんし、ロードカナロアに『何をやってるんだ』と言われないように、しっかり結果を残したいですね。ロードカナロアが引退して、今年はこの馬が短距離界を背負っていくんだと思っていますから、GIを取れるように頑張ります。ぜひ応援をよろしくお願いします」


●ハクサンムーンについて酒井学騎手(共同インタビューは最終追い切り前に実施)
「オーシャンSを使う時点では、最終追い切りあたりから上向いてきたということを厩舎スタッフから聞いていました。まだ完調ではないかなと思っていたのですが、この中間は凄く順調だと聞いています。一度調子が上向くとそこからは凄く早い、ということをいつも乗っているスタッフから聞いています。

 前回の負けは仕上がりきっていなかった、というのが一番の原因かと思いますが、去年も同じローテーションでオーシャンSは9着と結果が出ていなかったですし、やはり暖かくなってからの方が仕上げやすいのかなというイメージはあります。調子が上げきれなかったという面はあると思います。

 今年はロードカナロアが抜けましたが、新しい勢力がたくさん出てきて、どの馬が勝つか分からないようなメンバーですね。ただ、この馬の場合は自分の競馬をすれば結果がついてくる馬なので、相手関係うんぬんと言うよりも、自分の競馬に徹してどこまでか、というように考えています。

 (―他にも逃げたい馬がいますが)スピードに関しては現役馬でトップだと思っていますし、そこは信じて自分の競馬をするだけです。中京の馬場に関しては、先週の段階ではそんなに気にしていなかったのですが、(今日も雨が降って)また変わってくるでしょう。それでも、馬場を選んでという馬ではないと思いますし、ハナを切る馬ですから、内を空けてということも考えていません。

 スプリントGIで3着、2着と来て、あとは1着を取るだけですから。関係者もスタッフの方々も1着が欲しいところですし、何とか今回は、力通りの結果がついてくるように頑張りたいと思います」

(取材:大関隼)

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