お知らせ:

競馬実況web

7月2日(日)福島競馬場で行われる第72回ラジオNIKKEI賞(GIII)に出走を予定しているバルサムノート(牡3、栗東・高野友和厩舎)について、追い切り後の高野友和調教師のコメントは以下の通り。

(お母さんがエピセアロームで短距離のイメージは)入厩して調教の動きをみて「短距離感」がしませんでした。ゆったりして大きな跳びでしたので、オーナーサイドに中距離の使い出しをお願いしました。

(新馬勝ちのレースの印象は)競馬を分かっていなくてフワついたところがありました。でも追ってしっかり動けていたイメージはありました。道中の走りも上手だと、当時は思いました。

(前走の白百合Sは)競馬での乗り難しさが出ている時期でした。騎手もそれをカバーしながら乗ってくれました。4コーナーのポジションは後ろめでしたが、能力を感じる脚でした。ただ右にもたれる面は今後の課題として、受け入れなければいけません。

(レース後の様子は)疲れた様子も無く、帰ってきた馬をチェックしたところ、このレースに万全で行けるだろうということで調整をしています。

(1週前追い切りは)全体の時計は求めずに、前走で見られた課題、口向きと走りのリズムに主眼を置いた調教をしています。栗東での調整中は口向きの課題は出ていません。動きそのものは上々でした。

(最終追い切りは)1週前追い切りと同様に時計は求めず、リズム、コミュニケーション、口向きの確認でした。無理せず楽に、いい動きでした。課題面も大丈夫でした。とにかく自分のリズムで走れたら位置取りはどこでも、という感じですね。

(小回りの福島競馬場ですが)課題を引きずっていたら不安視されるかもしれませんが、調教での感じからすると、口向きの悪さは見せていません。大丈夫だと思います。

(抱負を)入厩してきた時から能力を感じていました。クラシック路線に乗せたいと思っていました。今後大きな舞台に進めるためにも、しっかりと結果を出したいと思っています。

(取材:檜川彰人)

お知らせ

お知らせ一覧