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7月2日(日)に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞に出走を予定しているレーベンスティール(牡3、美浦・田中博康厩舎)について、田中博康調教師のコメントは以下の通り。

「前走はレーン騎手が上手くリズムを取って折り合いをつけてくれて、あの馬としては位置取りは少し後ろでしたが、それでもリズムを取れるということが課題の一つだったので、非常に良い形で競馬が出来たと思っています。前進気勢というか気持ちが強い馬で、それがこれまでのレースでの上りが最速ということにつながっていると思います。

前走後は牧場に出して、3週間ほど前に戻りました。まだ体質がそれほど強くないので、その点に気を使った調整ではありますが、比較的順調にきていますし、今回は比較的調教が積めている方だと思います。一週前の追い切りでは、週中はそれほどやる予定ではなく、体を大きく動かすことをメインとした調教でした。非常にリズム良く走れていました。先週末に併せ馬で強い追い切りを消化して、それも非常に良い動きでした。前走からそれほど大きく変わってはいません。体が少し弱く、順調に調教をこなせないということが課題の一つで、レース間隔が詰まっていますが、この馬なりに順調にこなせているということは一つ良い材料かなと思っています。

今回は初めての福島競馬場で、中山競馬場で2回走ってはいますが東京競馬場の方がパフォーマンスはいいなという思いがあるので、その点が一つポイントになるかと思います。前半でポジションも取れますし、今は溜めもきくようになってきていて、最後の坂も中山よりは楽なので頑張ってくれないかなと思っています。

1勝クラスを勝った馬としてはハンデの56キロは少し見込まれたかなと思っていますが、それだけのパフォーマンスは見せているのである程度想定したハンデです。普段から(騎手に)前に行って欲しいということではなく、気持ちが強いのでリズムだけ整えて欲しいというオーダーでお願いしています。それが前の位置での競馬ということになっていますが、正直メンバー次第で、位置取りはそれほど決めつけなくていいのかなと思っています。

母父がトウカイテイオーということで、ファンが多いということは聞いています。カッコいい馬ですし、勝つときは非常に豪快なパフォーマンスを見せてくれるので、今回も良い競馬をお見せ出来たらと思っていますので応援をよろしくお願いします」
(※木曜日に追い切る前の水曜日にインタビュー)

(取材:小林雅巳)

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